no.188

Nitty Gritty Dirt Band
(ニッティー・グリッティー・ダート・バンド)U.S.A.

8月です、ごきげんよう!

ニッティー・グリッティー・ダート・バンド…
バンド名が長いのでNGDBと略させて頂きます。

結成は1966年と古く、
カントリー・ロックのかなり初期からの
代表的バンドとして認識されていると思います。

それ以来、形を変え、メンバーも変わりながら
なんと現在も存続しているらしい。

まあ、ハッキリ言って私は全然詳しく知らないんですが、
聴いてみたきっかけは、
ユニバーサル・ミュージックから
「ロック黄金時代の隠れた名盤」と銘打ったシリーズが
一枚¥1100という破格値で発売されていて、
その中にこのNGDBも含まれていた事を知ったから。
新品でですよ?

このシリーズは結構手を出したな~
で、名前は昔から知ってたけど、
まだ1枚も持っていなかったNGDBも
チャレンジしてみたって訳です。

今のところ唯一持っているのがこちら!

・Uncle Charlie & His Dog Teddy(1970/4th/国内CD)

好き度★★★★
邦題はそのまんま『アンクル・チャーリーと愛犬テディ』。

ジャグ・バンドとしてスタートしたNGDBだが
(これ以前にはジャクソン・ブラウンが
参加していた時もあったらしい)、
このころにはカントリー・ロック・バンドとしての
体裁を整えていた。

本作リリース時のメンバーは
・Jeffrey Hanna(ジェフ・ハンナ)g,vo
・Jimmie Fadden(ジミー・ファッデン)g,vo
・Jimmy Ibbotson(ジム・イボットソン)g,b,vo,ds
・John McEuen(ジョン・マッキューアン)g,banjo,etc
・Les Thompson(レス・トンプソン)g,vo,mandolin,etc
の5人。
メンバーの担当楽器はあまり固定せず、
頻繫に持ち替えやパート交代などをしていたようです。

ジャケットのデザインや色合いから、
相当渋い内容なんだろうと思っていたが、
意外にポコばりのハツラツとした、
力強いカントリー・ロック調の曲が多い。

オリジナル曲と外部作曲家の提供曲、
そしてカヴァー曲がバランスよく配されていて
どれも違和感なく馴染んでいる。

歌モノではそうでもないが、インスト曲では
かなりテクニカルな一面も見せる。
カントリーの人たちってみんな
超上手いですからね~

提供曲やカヴァー曲の作者には、
4曲を取り上げたケニー・ロギンスの他、
マイケル・ネスミス、レノン=マッカートニーなどが並ぶ。

そしてジェリー・ジェフ・ウォーカー作の
⑩「Mr. Bojangles」は全米9位まで上昇する
ヒット作となった。
この曲は私も聴いた事がありました!

ジャケットにも写っているアンクル・チャーリーとは
メンバー関係者の親戚らしく、
1964年に収録された彼のインタビューやギター演奏も交え
コンセプチュアルな構成のアルバムでもある。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.188

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