前回の続きでございます。

FREETWOOD MAC(フリートウッド・マック)U.K.

・Behind the Mask(1990/16th/国内CD)

好き度★★★☆☆
バンドを超ビッグネームに押し上げた立役者、
リンジー・バッキンガム脱退後初のアルバム。

新たにギター兼ヴォーカルでソングライターでもある
リック・ビトーとビリー・バーネットが加入。

イメージ通りのポップさもあるが
同時に泥臭さも感じさせる作風でなかなかです。

BOBBY CALDWELL(ボビー・コールドウェル)U.S.A.

・Cat in the Hat(1980/2nd/国内CD)

好き度★★☆☆☆
邦題は『ロマンティック・キャット』。

AORの第一人者としてボズ・スキャッグスと並ぶ存在。
AORとは、ウィキペディ〇によれば
“「大人向けのロック」「アダルト志向のロック」
を意味する和製英語」”とある。

まあとにかくソフト、ジェントル、ダンディ、都会的
といった言葉が浮かぶ。
今の今までほぼ触れる機会が無かったが
試しに1枚聴いてみた。

…やっぱり好みとは違うっすね。
決して悪くはないと思うけれども、
私にとっては面白く無かったです。
歌はめちゃくちゃ上手いと思うけど。

ただ、記載されたクレジットを見て少しイメージが変わった。
この人、ヴォーカルだけでなく
本作では全て自分で作曲し、
ギターも全て自身の演奏によるもの。
さらに一部の曲ではキーボード、ベース、
ドラムスまで担当している。
才能に溢れたマルチプレイヤーだったのですね。

…余談ですが、英米混成で’72年にデビューした
伝説のハード・ロック・バンド、
キャプテン・ビヨンドに同姓同名のドラマーがいるが、
昔は同一人物だと思ってました。

また随分と振り幅の大きな転身だな、
でもバンドでも作曲したり一時期はヴォーカルも
取っていたらしいからあり得る話だ。
もう一人のAORの第一人者、ボズ・スキャッグスだって
元はスティーヴ・ミラー・バンドの
ギタリストだったしな…
などと納得してたら、別人かいっ!

BRIAN SETZER ’68 COMEBACK SPECIAL
(ブライアン・セッツァー’68 カムバック・スペシャル)
U.S.A.

・Ignition!(2001/1st/国内CD)

好き度★★★☆☆
言わずと知れたストレイ・キャッツのギタリストが、
ブライアン・セッツァー・オーケストラを経て
久々にトリオ編成でレコーディングした作品。

ストレイ・キャッツといえばロカビリーを基調とした
ロックンロールで’80年代に
ヒットチャートを賑わせていた。
私は好みではなかったので買った事は無いが、
セッツァーのグレッチ製ギターの素晴らしいサウンド、
卓越したプレイは知っていた。

本作もやはり基本はロカビリー。
私の好みのストライクではないけれど、
聴いてて嫌な音楽ではないし、
何と言ってもセッツァーのギター・プレイが凄い。

自由自在、縦横無尽にギターを操り、
やりたいと思った事を何でも弾けるんじゃないかと
思わせるような弾きっぷり。
こんなに弾きまくれたら、
きっと楽しくて仕方がないだろうなぁ。

ややペケペケした音色もいい。
これは完全な私見だけど、音色も含めて
イエスのスティーヴ・ハウに近いモノを感じます。

では今日はこの辺で!
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.172 2024年夏~秋の買い物②

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