no.156-その①

LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)U.K.

さあ、いよいよ来てしまいましたよ、
ツェッペリンの番が!

言わずと知れたレッド・ツェッペリン。
解散から40年以上経った現在でもなお、
ロック史上最高のバンドだったという声は
無くなる事が無い。

私としても、最も好きな4つのバンド、
マイ四天王の一角を成すのがこのツェッペリンです。

※他の3つは、度々書いていますがビートルズ、
イーグルス、ジェネシス。
最近はそれにイエスも加えたい。
五天王とは言わないから、五大明王にするか。
仏像の世界では、天より明王の方がランクが上だから、
昇格した?←何のこっちゃ!

トニカク私はツェッペリンが好きすぎるので、
タイトルをきいただけでどんな曲だったか
全て思い出せる。
よって、聴き返さなくてもいいっちゃあいいのだが、
意外にアルバム通してでは何年も聴いてないものも
あるかも知れないので、
やっぱり全作品聴く事にした。

さて、ツェッペリンの来歴や軌跡、
またその素晴らしさについては書籍やweb上でも
いくらでも触れられるので、
私のようなド素人の文章よりそちらを
ご覧いただいた方がいいでしょう。
ここではごく私的なコメントを付け加えるに
留めたいと思います。←本当にそれで済むのか?

それではスタート!

オリジナル・アルバム

・Led Zeppelin(1969/1st/国内LP、CD)

好き度★★★★★
伝説の始まり。
メンバーはデビューから解散まで不動の4人、
・Robert Plant(ロバート・プラント)vo,harmonica
・Jimmy Page(ジミー・ペイジ)g
・John Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)b,key
・John Bonham(ジョン・ボーナム)

バンドの創始者にしてかじ取り役、
ジミー・ペイジがいう通り、
全てがこの1stにあるのだろう。
トレードマークであるハード・ロックに加えて
フォーク/アコースティック、
民族音楽のエッセンスも既に表れている。

1960年代後半、アート・ロックやニュー・ロック
という言葉が多く使われ、ロックが多様性を示し始め、
そこかしこにハード・ロックの原型みたいなものが
散らばっていた。それを、「ハード・ロック」という
1ジャンルとして成立するほど明確な形にしたのが
このアルバム…なんじゃないかなあ、
という気がしてます。

録音は’68年中には終わっていたわけで、
同時期の他の作品と比べてみても、
このスタイルの確立は早かったのではないでしょうか。

・Led ZeppelinⅡ(1969/2nd/国内LP)

好き度★★★★★
1stで見せた、バラエティーとハード・ロックの両立を
さらに推し進めた2nd。

短期間で一気にレコーディングを終えた前作と違い、
レコード会社からの早く2ndを制作するよう
急かされたため過密スケジュールな
ライブの合間を縫って、その時その時で
入れるスタジオを探して録音が進められた。

そのためか、やや曲ごとに音質にバラつきがあったり
ピッチがやや合わない曲があったりするが
散漫な印象は全くない。

ハードな楽曲ももちろんいいが、
④「Thank You」のような滋味深い、
心に染み入る曲も大好きです。

・Led ZeppelinⅢ(1970/3rd/国内LP、CD)

好き度★★★★★
リリース当初は、アコースティック・サウンドの
大々的導入に、”軟弱になった”と見なされ、
ハード・ロックを期待したファンや批評家から
酷評されたアルバム。

しかし、アコースティック楽器の使用、
さらにブリティッシュ・トラッドや
ウェストコーストを嗜好し、
さらに民族音楽や中近東的な音階といった要素は
ツェッペリンが最初から持っていたものであり、
比率としてこの3rdではそれが多く出ただけの事。
本質的な部分は変わっていない、と思う。

まあ、これは私がリアルタイムではなく、
後追いで聴いているからかも知れませんが。

リアタイで1st&2ndにやられちゃったファンが、
アコースティックで埋め尽くされた3rdのB面を聴いたら
そう思っても無理はないのかも。

・Led ZeppelinⅣ(1971/4th/国内LP、CD)

好き度★★★★★
正式なタイトルは無く、その代わりに
メンバー一人一人を示すシンボルマークが冠されたアルバム。
便宜上『Ⅳ』と呼ばれる事が多い。

ツェッペリンのアルバムでどれが一番好きか?
と訊かれたら…
全部最高なので一枚だけ選ぶなんて出来ないのだが、
どうしても、と言われたら私は本作を選びます。

世間一般的にもそう言われる事が多く、
月並みで嫌なのだが…

ロックの歴史上、”非の打ち所がないアルバム”
といわれる作品というのがいくつかあると思いますが、
本作もまたそのうちの一つかと…

収録曲、全体の流れ、演奏、サウンド、
全てがパーフェクト!
超有名曲④「Stairway to Heaven(天国への階段)」
を含むが、それは一つの要素に過ぎない。

・Houses of the Holy(1973/5th/国内LP、CD)

好き度★★★★★
邦題は『聖なる館』。

前作である種、頂点を極めたツェッペリンの音楽は、
本作から新たなフェーズに入った感がある。
別に本人たちは前作で一つの区切りを付けたとか、
そんなつもりは無いだろうが…

本作で聴かれる音楽は、もはやハード・ロックとか、
○○ロック、といったジャンル分けが出来ないような、
“レッド・ツエッペリンの音楽”としか
形容出来ないようなものになって来ている。
まるで”創造力”という荷を積んだツェッペリン号が
どこまでも高く飛翔していくかのようだ。

・Physical Graffiti(1975/6th/国内LP)

好き度★★★★★
バンド初の2枚組アルバム。
新曲8曲に、『Ⅲ』~『聖なる館』までの間に
レコーディングされたがアルバムに収録されなかった
アウトテイク7曲が加えられた。
従って録音時期はバラバラだが違和感は無い。

この頃になると、
ジョン・ポール・ジョーンズのキーボードは
無くてはならない存在になって来ている。

非常に深淵なる世界を感じさせる曲が多い中、
ひときわ耳を引き付けるのがB-③「Kashmir」。
バンドを代表する一曲となった。
無国籍風な雰囲気、ひたすら反復する複合リズムと
リフによるトランス感…
まさに唯一無二の存在感を放つ傑作!

・Presence(1976/7th/国内LP、CD)

好き度★★★★★
前作までと打って変わって、
キーボードやアコースティック・ギターが
ほとんど使用されておらず、
非常にハードかつソリッドな印象を受ける。
A-①「Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)」、
B-①「Nobody’s Fault but Mine(俺の罪)」などは
そういった作風を最大限に活かした名曲。

この頃になるとジミー・ペイジのギターは、
極上のサウンド、と言うよりも
他の誰も出していないような”変わった音”作り
のように感じます。

・In Through the Out Door(1979/8th/国内LP)

好き度★★★★★
前作から3年以上の間隔を空けてリリースされた、
バンド存続時としては最後のアルバム。

かつてない程にジョン・ポール・ジョーンズの
存在感が大きい作品となった。

全曲でジョーンズのキーボードがフィーチャーされ、
しかもメインで曲を引っ張っていくような
位置付けで使われている。

また作曲者としてもジョーンズが
全7曲中6曲に名を連ねている。
一方でメイン・ソングライターである
ペイジの名前が無い曲もあり、
本作はジョーンズ主導で作られたのかなと
想像してしまう。

となると、やはり作風もこれまでとは
違う質感ではあるが、
それでもツェッペリンはツェッペリン
以外の何物でも無いという事がよく分かる。

リリースの翌年、
1980年9月にドラマーのジョン・ボーナムが急死、
バンドはドラマーを補充せず、解散を選択。
本作が最後のアルバムとなってしまいました。

・Coda(1982/9th/国内LP、CD)

好き度★★★★★
レッド・ツエッペリン解散から2年後にリリースされた、
未発表曲集。邦題は『最終楽章』。
ツェッペリンの歴史に終止符を打つような
意味合いをどうしても感じてしまうが、
アトランティック・レコードとの間に交わした
契約を履行する、という名目もあったらしい
(むしろそっちがメインか?)。

’69年から’78年まで、録音時期もバラバラだが
どれも素晴らしい楽曲ばかり。
『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』の
アウトテイク3曲が収録されているが、
どれもギターを前面に出したハードな曲調で、
『イン・スルー~』の作風を考えると少々意外。

私にとっては、唯一リアルタイムで
発売時に買ったツェッペリンのアルバムでした。

私が初めてビートルズでロックに触れた’80年。
小学生5年生でした。
その年の9月にジョン・ボーナムが亡くなり、
12月にはツェッペリンは解散を表明。
リアルタイムで聴くことは叶いませんでした。

’82年だと中学1年か…
すでにこの時ツェッペリンを聴いて
好きになっていた私は、
確か予約して本作を買ったんだと思います。
…そんな思い出のあるアルバムです。

今回はオリジナル・アルバムを取り上げました。
ライブ盤や編集盤等は次回に回します!

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.156 LED ZEPPELIN-①

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