no.155
LEAF HOUND(リーフ・ハウンド)U.K.
まいどあり!
今回は英国’70年代B級の代表格(?)
リーフ・ハウンドの登場です!
と言っても’71年リリースの唯一作は、
友人からのいただきもので、
輸入盤のためライナーは無いし
頼みのウィキペディアにも彼らの記載は無く…
色々とネット検索した情報をまとめると、
あのフリーのギタリスト、ポール・コゾフを擁した
イギリスのブルース・ロック・バンド、
ブラック・キャット・ボーンズが前身バンドらしい。
(超悪趣味なジャケが有名なアルバムを一枚
出してますね。まだ聴いてない~)
で、そこにヴォーカリスト、
Peter French(ピーター・フレンチ)他が加わったのち、
バンド名をリーフ・ハウンドと改名。
そして唯一のアルバムをリリース。それがこちら!
・Growers of Mushroom(1971/1st/輸入CD)
好き度★★★★☆
まあ、音の方はズバリ、
ザ・ブリティッシュ・ハード・ロック!
と刻印された印籠でも掲げたくなるような音。
ブルース・ロックに強く傾倒するも、
レッド・ツエッペリンの初期あたりを
お手本にしてそうな、いかにもな演奏、楽曲。
好きな人にはたまらないでしょう。
ジャケに5人写っているので、多分ツイン・ギターの
ヴォーカル、ベース、ドラムの5人編成でしょう。
けっしてイイ音とは言い難い、割れ気味の録れ音が
いかにも’70年代B級っぽくて萌える(笑)
一方で、このテのバンドはこの頃、
言葉は悪いが掃いて捨てる程いたんだろうな、
とも想像できます。
ヴォーカリストのピーター・フレンチの、
絶叫スタイルの力強い歌声が印象深い。
このヒト、後にアトミック・ルースター、
アメリカに渡りカクタスにも参加している。
アトミック・ルースターに参加したアルバムは
私も持っていますが、なんかやる気なさそうに
聴こえたなぁ?
カクタスは聴いてないけど、合ってそう!
バンドはこの一枚のみを残して解散。
しかし2006年に再結成、翌年には
36年ぶりの新作アルバムをリリース、
2012年には来日までしてしまうんだから
なにがあるか分からないもんですねぇ~
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
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