no.137

JOHN COUGAR MELLENCAMP
(ジョン・クーガー・メレンキャンプ) U.S.A.

毎度どうも!

2023年ももう半分終わりました!

梅雨時で気温も高いです。

体調崩されませんように!

今回はジョン・クーガー・メレンキャンプです!
以下、JCMと略させていただきます。

JCMはアメリカのシンガーソングライター。
バンド好きの私のコレクションの中にあって、
ソロ・アーティストのアルバムを複数持っている
というのは割と珍しいのですが、
時期によって多少の入れ替わりはあるにせよ、
ある程度固定したメンバーのバックバンドと
活動を共にしており、そのサウンドは
バンド的と言っても差し支えないでしょう。
少なくとも私の所有する5枚のアルバムは
そのイメージから大きく逸脱するものではありません。

デビューは1976年。
当初はJohnny Cougarという芸名で、
グラム・ロック的な売り出され方をしていたようだが
本人は不本意だったようです。

その後芸名をJohn Cougarとし、ヒット曲が出始める。
’83年頃から芸名と本名を合わせた
John Cougar Mellencamp、
’91年頃から本名のJohn Mellencamp名義で活動。

時期によって名義が変わりますが、ここでは
便宜上JCMで統一することとします。

JCMのイメージを言葉で表現するならば・・・
アメリカの片田舎の青年の青春の痛み、苦みを
泥臭くシンプルながら哀愁も感じさせる
ロックンロールに乗せて、
独特の渋いしゃがれ声で歌う・・・
と、こんな感じでしょうか。
名盤『Scarecrow』のジャケットのイメージそのまま。

サウンド的には、ライナー等を読んでいると
スト-ンズライクという表現をちょくちょく目にします。
コンプレッサーの効いた、クリーンサウンドの
エレキギターを左右に1本づつ配置し、
真ん中にベースとドラム。
なるほど、まあにローリング・ストーンズっぽく
思えなくもない。
基本的にこの形態が多いのは確かです。

では所有アルバムです!

・Scarecrow(1985/8th/国内CD)

好き度★★★★★
いやー、名盤だわ。
恐らくは一番脂の乗っている時期、
ヒット曲もこの’80年代半ば~後半にかけて
最も多く生まれている。

楽曲の充実具合が見事!
③「Small Town」、⑤「Lonely Ol’ Night」、
⑪「R.O.C.K. in the U.S.A.」と3曲の
全米トップ10入りシングルを擁するが、
それ以外にもポップさと渋さが共存する
名曲が目白押し。

前述の、いわゆるスト-ンズライクなバンドサウンドと
JCMの独特の歌声をたっぷり堪能できる一枚。
特にギター・サウンドは極上!

・The Lonesome Jubilee(1987/9th/国内CD)

好き度★★★★
本作もまた傑作!
前作に比べて、バンジョー、アコーディオン、
フィドル(ヴァイオリン)、ドブロ等の楽器を
多用している事により、
若干のカントリー風味が感じられる。

①「Paper in Fire」のカッコ良さは抜群!
この曲がアルバムのカラーを物語っています。
渋くてシンプルなロックンロール。
ビデオ・クリップもまたカッコいい!

・Big Daddy(1989/10th/国内CD)

好き度★★★☆☆
プライベートなアルバムだと本人が語るように
(ライナーより)、随分と内省的な印象を受けます。
カントリー風の楽器使用度はさらに増し、
渋さ満載。

その一方でキャッチーさ、コマーシャルさは
だいぶ減退した。
静かなるオープニングの①「Big Daddy Of Them All」
で始まるあたりからして
前作とはだいぶ毛色が違うが、
それでもJCMのイメージが崩れないのはさすが。

・Whenever We Wanted(1991/11th/輸入CD)

好き度★★★★
前作までで聴かせたカントリー、
ルーツ・ミュージックへの接近から一転、
ストレートでワイルドなロックへと回帰したような作品。
同時に、貫禄のようなものも感じさせるようになってきた。

①「Love and Happiness」にその傾向が顕著で、
テンションを含んだギターのカッティング、
どっしりとしたリズムには偉大さも感じます。

またこのアルバムではギターが歪んでいます。
一部分とかではなく、スト-ンズライクと評される
歌のバックで左右に配置されたギターの音色が基本、
オーバードライブ・サウンドになった。
それまでのイメージは崩れてはいませんが、
これはこれで違いではある。

・Cuttin’ Heads(2001/17th/国内CD)

好き度★★★★
私の所有するアイテムとしては、
前作から10年が空いている。
その間にバンドメンバーも入れ替えがあり、
特に長年バンドを支えてきたドラマー、
ケニー・アロノフの名前が無い。
ま、引く手あまたの名セッション・ドラマーだし、
しょうがありません。

多彩なゲストとの共演曲もあり、特に
パブリックエナミーのチャックDとの共演は異色だが
全体的にはやはりJCM節が満載の良作。

個人的には③「Deep Blue Heart」、
⑦「Women Seem」あたりのカントリーっぽい曲が好き。

・・・・・
現在、御年71歳。
2017年に最新作が出ています。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.137 JOHN COUGAR MELLENCAMP

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