no.138

JOHN SYKES(ジョン・サイクス)U.K.

こんにちは~
今回はジョン・サイクスです。

ジョン・サイクスはイギリス出身のHR/HM系ギタリスト。
Thin Lizzy最終ラインナップ時のメンバーとして知られ、
その後Whitesnakeに加入、
そして自身のリーダー・バンドBlue Murderでも
成功を収めました。

その麗しいルックスと卓越したギター・プレイで
きっとロック界でもトップクラスの人気を得るだろうと
思っていましたが、どうもそこまで
日の当たる道を歩んでいないような印象が・・・

私が唯一持っているソロ名義のアルバムがこちら。

・John Sykes With Tygers Of Pan Tang(1984/国内LP)

好き度★★★☆☆
多分、日本のみで発売された日本独自編集盤。
この金髪イケメン若手ギタリストが
日本で人気が出るだろうと踏んで
出したんだろうと思われます。

時期的には、Whitesnakeにいた頃に発売されたようですが
この時点でジョン・サイクス名義で出した曲は
シングル「Please Don’t Leave Me」のみ。

という訳で、この編集盤はその
「Please Don’t Leave Me」の本編とカラオケ、
そして残りは彼がThin Lizzy加入以前に在籍した
new wave of british heavy metal期のバンド、
Tygers Of Pan Tangの曲で構成されている。

LPの帯や、封入のライナーにはデカデカと
“ベスト・オブ・ジョン・サイクス”と書いてある。
でもこのアルバム正式なタイトルは上記の通り
『John Sykes With Tygers Of Pan Tang』です。
そりゃそうだわな。
これでTygers…のクレジットが無かったら、
メンバー怒っちゃいますよね。
権利関係にもちゃんとケアしたという事ですかね。

なんか、ジャケットも表は本人のアップ、
裏はギターを弾いている、いずれも白黒写真。
テキトー感が…

で、内容の方はというと、
「Please Don’t Leave Me」はモロThin Lizzyを
思わせるギターのハモりで始まるバラード。
参加ミュージシャンはスコット・ゴーハムを除いた
最終ラインナップThin Lizzyの面々で、
ヴォーカルもフィル・リノットが歌っています。

・・・けっして悪くはないけど・・・
ちょっと平凡な出来に感じちゃうなぁ(スンマセン!)

ちなみにこの共演はジョンが望んだもので、
この時の共演が縁でThin Lizzyに加入する事に
なったんだとか。

内容の大半を占めるTygers Of Pan Tangの曲は、
こちらもまあ悪くはない(^_^;)
ちょっとこちら側のね、年齢的なものもありますね。
今、こういったメタル系の曲を聴いても
心に響きにくくなってきているという・・・

しかし、確かに当時Thin Lizzy、そして
ジョン・サイクスはかなり好きではありましたが、
このような編集盤まで買うほどだったかなぁ?

現在、本作はジョン・サイクスの正式な
アルバムとしてはカウントされていないのか、
ネットで検索してもなかなかヒットしません。
もしかして価値があがってたりして・・・(笑)

関連回:BLUE MURDER
https://ameblo.jp/abcfriends-blog/entry-12638972643.html

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.138 JOHN SYKES

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