120回

 

みなさま、明けましておめでとうございます!🎍

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年トップバッターは・・・

 

IAN MATTHEWS(イアン・マシューズ)U.K.

今回はイギリスのシンガーソングライター、
イアン・マシューズの番です!

イアン・マシューズは1946年イギリス生まれ。
フェアポート・コンベンションのデビュー時の
メンバーとして知られる。

音楽性としてはイギリス人ながらアメリカの
ウエストコーストあたりのロック、フォーク、
あるいはスワンプ・ロックを強く志向していました。

結成時のフェアポートもまさにそんな感じでしたが
サンディ・デニーが参加した2ndアルバムから
急速に英国トラッドに接近したいったため
マシューズはバンドを抜けます。

以後、いろいろバンドを組んだりソロでやったりしながら
現在も活動を続けているようです。

・・・とまあ大雑把に概要を書くとこんなところかな?
とにかくキャリアが長く作品数も多い人で、
私はそのごくごく一部しか持っていないので
詳しくは知らないのですよ(^_^;)

しかしイアン・マシューズは不思議な人だ。
圧倒的な歌唱力があるわけでも、
強烈な個性を放つわけでもない。
だからといって印象に残らないかというと
そんな事はなく、もう少し聴いてみたい・・・
と思わせる魅力がある。

きっと歌は凄く上手いんでしょうけど、
とにかく優しく、サラッとした歌い方なので
こういう印象になるのかも。

ソロ名義の他、自身が中心になって組んだ
バンド名義もいろいろありますが、
私が持っているのはそのごく一部なので
まとめてこの項で紹介させていただきます!

ちなみに名前の表記について。
フェアポートの1stではIan MacDonaldとして
クレジットされていますが、
キング・クリムゾンに同名のメンバーがいたため、
2ndからは母の旧姓のIan Matthewsに変えている。
また、IanをIainと表記している時期もあります。
本名はIan Matthews MacDonaldだということです。

IAN MATTHEWS

・Tigers Will Survive(1972/3rd/国内CD)

好き度★★★★
フェアポートを脱退したマシューズは1stソロ
Matthews’ Southern Comfortを制作。
その後自身のバンド
Matthews Southern Comfortを結成するが
’71年にはここも脱退
(創始者が去ってしまったがバンドは
Southern Comfortとして存続)。

本作はバンド活動を経ての通算3作目のソロ。

いかにもアメリカ、ウエストコースト的な
フォーク・ロックが聴きたいって人には
期待を裏切らない一枚でしょう。
一曲目「Never Again」のアコギのイントロからして
キタキターッ!て感じ。

しかしそこにやっぱりイギリス的な愁いが
全編にわたり漂っているのが面白いところ。

自身のオリジナル曲も素晴らしいのですが
カヴァー曲も多く収録。
もっとオリジナルを増やしてもいいのでは?
と思ったりもするがこれはこれでバランスが取れている。

初期のソロ作、バンド作を問わず名盤という
評価を得ている作品が多いので、
どれを聴いても楽しめそうです。

・Stealin’ Home(1978/9th/国内CD)

好き度★★★☆☆
上の『Tigers Will Survive』から6年後。
この間の作品を全く聴かずに本作を聴いたから、
最初は凄く変わった気がしました。

実際、変わってはいるのでしょう。
ここで聴かれるサウンドの大半は、いわゆる
「AOR」と言われる類のもの、と思われます。

しかし、恐らくは我が道を行くタイプだったと
思われるマシューズ、それほど大きなヒット曲は
無かったと思われますが本作からは
⑧「Shake It」のビッグヒットが生まれる。

カヴァー曲である「Shake It」に代表される
タイトなサウンドが顕著な一方で、
オリジナル曲⑤「Let There Be Blues」をはじめ
以前のイメージ通りの曲もある。
このへん、ちょっとコンセプトがバラけているように
感じられない事もない。
私は後者の方が好きだけど。

・The Soul Of Many Places: The Elektra Years 1972-74
(1993/輸入CD)

好き度★★★★
タイトルが示す通り、1972-74年にかけて
エレクトラ・レコードに残した作品から抜粋した
ベスト・アルバム。

後述するバンド、プレインソング名義の曲も
収められている。

わずか3年間に凝縮された期間の音源からのベストだが
この時期のどれを聴いてもきっと良いだろうと
思わせてくれる内容です。

PLAINSONG(プレインソング)

・In Search of Amelia Earhart(1972/1st/国内CD)

好き度★★★★★
かねてよりマシューズのソロ・アルバムにゲスト参加、
自身もギタリスト/シンガーソングライターとして
活躍していたアンディ・ロバーツと組んだバンド、
プレインソング名義の1st。
これまたフォーク・ロックの名盤との誉れ高いが
その評価通りの好作品。

メンバーは
・Ian Matthews vo,g
・Andy Roberts(アンディ・ロバーツ)vo,g,key
・Dave Richards(デイヴ・リチャーズ)b,key
・Bob Ronga(ボブ・ロンガ)g
ドラマー不在だが、レコーディングには
フェアポートのデイヴ・マタックス他、数人のゲストが参加。

邦題は『アメリア・イアハートに捧ぐ』。
アメリア・イアハートとは、女性パイロットとして
初の大西洋単独横断飛行に成功しながら、
その後飛行中に行方不明となったという人物。

本作ではマシューズとロバーツがヴォーカルを
分け合うスタイルが取られており、
双頭バンドとの印象を強める。

曲の良さ、ロバーツの小気味いいギター、
美しいヴォーカル・ハーモニーと聴きどころ多い名作!

どことなくアールデコ調のジャケットも好きです。

2023年1月3日現在、
私が購入した最も新しいアルバムでもあります!
(あと、ソフト・マシーンの1stと3rdも!)

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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全く関係ない話ですが・・・
この前スキージャンプ・ワールドカップの事を書きましたが
女子だけはBSで見られます。
今年は3シーズンぶりに有観客で行われています。
元々ヨーロッパでは数万人規模の
観客が詰めかける人気競技、やっぱり
大歓声の中での競技は盛り上がる。

今年は3シーズンぶりに日本にもワールドカップがやって来る。
特に男子の大会を見られるのはこの時だけだから
余計に楽しみ!
・・・ハイ、余談でした!

おざきゆうすけン家の棚no.120 IAN MATTHEWS関連

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