こんばんは!
昨日は大宮ヒソミネライブ無事終了しました。
来て下さったお客さんの方々、ありがとうございました!

さて、今回紹介するのはこちら。

アプローズ・マンドリン

アプローズといえば、エレアコのブランドとして名高い
オベーションの廉価版シリーズだったと記憶していますが、
さっきネットでオベーションのHPを見ても
アプローズについて何も出てこないので、
もうブランドとしては廃止しちゃったのかな。
購入は2000年頃。値段はとても安く、4万円しなかったと思います。

マンドリンはとても小さいです。
ギターと比べるとこれくらい。
 
という事は、フレットの間隔も狭くなり、
正確に指で押さえるのが難しくなります。

弦はスチール製で、8弦4コースです。
コースというのは複数弦で一組のことで、
12弦ギター等もそうですが、この場合2本で1組ですね。
アップだとこんな風↓

同じ太さ、同じ音程の弦が2本ずつ張られています。
チューニングはバイオリンと同じで、太い方から細い方へ
・8・7弦=G
・6・5弦=D
・4・3弦=A
・2・1弦=E
と、なっています。つまり、
ギターは4度チューニングです(3、2弦間を除いて)が、
マンドリンは5度チューニングです。
この、弦間の音程がより大きく開く事で、
和音やフレージングがかなり変わってくるのです。
例えば、「C」というコードを例にとってみると、
ギターでは「ド・ミ・ソ」などと、一番近い音同士の
組み合わせが押さえ易いですが、マンドリンでは
「ド・ソ・(さらに上の)ミ」のように、音の間隔も
大きく広がるようになります。

適当にソロみたいなものを弾いてみても、
ギターとは違うフレーズが弾けるのがよくわかります。

私は、バンジョーの「オープンG+最上弦が1番高い音」
に比べれば全然早く慣れる事が出来た
(と言い切っていいかどうか躊躇するが)ので、
こちらの方が使用頻度は高いです。

またこれはオベーションの末ブランドらしく
エレアコ使用になっています。
 
ピエゾP・Uが搭載されていて、 
シールド でアンプやPAに繋げばライブでもパワフルに使えます。
ボディ側面のコントローラー部にヴォリュームや
3バンド・グラフィックイコライザー等が付いてます。

ABC友の会では、2ndアルバム『ABC友の会Ⅱ』に
ボーナストラックとして収録した2005~6年頃の音源、
「クリシュナのバターボール」で使用しました。
バンジョーソロ、間奏後の歌のバックから入ってきますので
チェックしてみて下さい!
レコーディングではシールドは使わず、生音を
コンデンサー・マイクで録音しました。

見た目もまあまあ可愛いんですが、
本当はフラット・マンドリンぽいのが欲しかったんですよ。
こんなの↓

カントリーやブルーグラス等でよく使われているのはこのタイプ。
渋いですね~
でも手頃な値段のが見つからず、
「まあいいか、安いし音もいいし、
そもそも俺マンドリン専門奏者じゃないし」
的な流れで今のやつを買いました。
もちろん気に入っていますよ! 
ライブでも、かつて2人アコースティック・バージョンで
使ってたような気がしますが・・・?
またいつかお目にかける日が来るかもしれません(^^)

ではでは、また次回!

ギター尾崎の使用機材⑩

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