no.169
MAXOPHONE(マクソフォーネ)ITALIA
こんにちは!
イエス2年ぶりの来日公演でスティーヴ・ハウ師匠に会い、
たっぷりギターを堪能してきました!
さて今回はイタリアのプログレッシヴ・ロック・バンド、
マクソフォーネです。
マクソフォーネは1973年結成、’75年に唯一のアルバム
『Maxophone(生命の故郷)』を発表。
私個人的には、大所帯、プログレ衰退期にデビュー、
わずかアルバム1枚を残して解散、
しかしその1枚はイタリアン・プログレの
最高峰の1枚として挙げられる事も多い、そして
卓越したテクニックと叙情的な演奏などの要素で
no.162で紹介した
LOCANDA DELLE FATE(ロカンダ・デッレ・ファーテ)と
何となくイメージがダブりますが
https://ameblo.jp/abcfriends-blog/entry-12859034053.html
デビューはこのマクソフォーネの方が2年早い。
6人編成で、バンド内に管楽器担当のメンバーが
複数いるのが特徴。
その唯一作がこちら!
・Maxophone(1975/1st/国内CD)
好き度★★★★☆
叙情的でドラマチックな楽曲、
確かなテクニックに裏打ちされた演奏力などで
プログレ好きのツボを突きまくる。
時にハードな場面ではヘヴィ・メタリックな一面も見せる。
管楽器が多くフィーチャーされているが、
耳に刺さるようなソロではなく、
ホルンやフルートなどの優しい響きで
全体をふわっと包むような効果を発揮している。
やや暑苦し気味なヴォーカルも、
ロカンダ・デッレ・ファーテを思い出させます(笑)
特に①「C’e un Paese al Mondo」は
緻密な構成、目まぐるしく変化する演奏、
牧歌的メロディーなど、プログレ好き、
特にシンフォニック系好きな人なら
大概気に入るであろう名曲!
レコード会社の期待も大きかったようで
英語歌詞によるインターナショナル版もリリースされたが
バンドはこれ1枚で解散。
現在はアルバム未収録だったシングルを
ボーナストラックとして収録したCDが
輸入盤でも国内盤でも手に入る。
2008年にはオリジナル・メンバー2人を含めて
再結成された。
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
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