no.168

MANIC STREET PREACHERS
(マニック・ストリート・プリーチャーズ)U.K.

まいどです!

今回はイギリスはウェールズ出身のバンド、
マニック・ストリート・プリーチャーズです!

実は私、このバンドの事は全然知らなかったんですよね。
きっかけは有線放送でした。

かつて勤めていた店でBGMに使っていた有線放送で、
定期的に流れるある曲がとても気に入りました。
なんかプログレっぽいな~と思ったんですよね。
そんな古い音ではなさそうだったけど、
プログレ・バンドがやってるポップな曲みたいな。

で、有線放送って電話で”今かかってる曲は何ですか?”
と聞くと教えてくれます。
それでその曲がマニック・ストリート・プリーチャーズ
(以下マニックスと略称で表します)
の「BE NATURAL」だと知り、その後その曲を収録した
アルバムを中古で安く見つけたので買ってみました。

その1曲しか知らずに買ったアルバムは、
完全な『当たり』でした!

国内盤CDのライナーや、当ブログを書くにあたって見た
ウィキペ〇ィア等によれば、
マニックスはやはりプログレではなく、
’90年代イギリスを代表するバンドだとの事。
大きな成功を収める’90年代半ば以前は、
何かと物議を醸す発言や行動の多いバンドだったらしい。
その辺の逸話はウィキペ〇ィアにも詳しく書いてあるので
ご興味ある方はそちらをご覧下さい。

ちなみにそんな逸話の中でも最も大きいのが’95年の
ギタリストのリッチー・エドワーズ失踪事件で、
その後も彼は見つからないまま
2008年に死亡が宣告されたが、
バンドが大きな商業的成功を得たのは事件後の事。

私が買ったアルバムも事件後に発表されたもの。
それがこちら!

・This Is My Truth Tell Me Yours(1998/5th/国内CD)

好き度★★★★★
通算5枚目、事件後トリオ編成になってから2枚目。

メンバーは
・James Dean Bradfield
(ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド)vo,g
・Nicky Wire(ニッキー・ワイヤー)b
・Sean Moore(ショ-ン・ムーア)ds
で、全員デビュー時からのメンバーであり、
現在もなおこの3人でやっている…っぽいですね。

前述のとおり、1曲聴いただけで買ったのに
大当たりのアルバム。
全曲素晴らしいと言えます!

ポップだがいかにもイギリスらしい陰鬱さが漂い、
スケールの大きな曲が多く、その辺は個人的に
ピンク・フロイドにも通じるものを感じます。

キャッチーなメロディーをキレイめな
声で歌うヴォーカル、
時に繊細に、時にノイジーに轟音を響かせるギター、
どこまでも力強いリズム隊。

トリオだが、キーボードやストリングスが
非常に効果的に使われており、
重要な役割を果たしている。

バンド初の全英1位を獲得したのも頷ける内容だ。

ボーナストラック2曲を合わせると
72分も収録されているがダレる事なく一気に聴ける。
しかし72分イッキというのは、
聴く側のコンディションも大事になってくる(笑)。

’90年代というとやたらと長いアルバムが増えた
時期でもあるが、本作なんかボーナス混ぜて
2枚に分けて別々のアルバムとしてリリースしても
全然成立すると思うんだけどなぁ。
まあ、お金出して買う側には1枚の方が
お財布には優しいけどね😄
それも、アルバム単位で聴くという概念が
ほぼなくなりつつある現在はあまり関係無いか…

これは余談ですが、★5つを付けるほど気に入ってる割に
これ以外マニックスを持っていない。
それはやっぱり私の嗜好の故に、なのでしょう。
CDショップに入っても、ついつい
’70年代のプログレやハード・ロックのコーナーへ
直行してしまうのですよ。

本作のこの内容なら、他のも楽しめるだろうとは
容易に想像できるんですが…ね(笑)

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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