no.135

THE J. GEILS BAND(J・ガイルズ・バンド)U.S.A.

こんにちは!

今回はTHE J. GEILS BANDです。
40代もなかば過ぎのころ、
いままで一枚も買ったことのないアーティスト、
バンドのアルバムを買って聴いてみようと思い立ち
入手してみました。

結成は’67年、デビューは’70年と歴史は古い。
結成時のメンバーは
・Peter Wolf(ピーター・ウルフ)vo
・J. Geils(J・ガイルズ)g
・Seth Justman(セス・ジャストマン)key
・Danny Klein(ダニー・クレイン)b
・Magic Dick(マジック・ディック)harmonica,sax.etc
・Stephen Jo Bladd(ステファン・ジョー・ブラッド)ds
の6人。

結成当初はブルースを中心に演奏していたが
デビュー後はブルースやR&Bをベースに、
明るく元気で、かつ渋いロックンロール・バンドとなる。
やや玄人好みかな、という印象がありますね。

日本での人気がどうだったかはわかりませんが、
’81年にはシングル「Centerfold(堕ちた天使)」が
全米1位のビッグヒットとなりました。
この曲だけは知ってる!っていう人も
多いんじゃないでしょうか。

では所有アルバムです!

オリジナル・アルバム

・Nightmares…and Other Tales From the Vinyl Jungle
(1974/5th/輸入CD)

好き度★★★★
5作目のアルバム。
メンバーは結成時と変わっていません。

曲調的には、前述したように黒っぽい、
渋いロックンロールが中心。
なるほど、まあ私の好みのド真ん中ではないものの、
曲がかなりイイので楽しめました。

メンバーもかなりの手練れらしく、
シンプルなようでいて、凝ったアレンジも可能。

ソングライティングの中心は、
キーボードのSeth JustmanとヴォーカルのPeter Wolf。
オリジナルは全てこの2人のクレジット。

サウンドの特徴は、とにかくシャープで切れ味鋭い
キーボードとギター。
リズム隊はひたすらファンキー。
そこに、独特のダミ声の持ち主で、
カリスマ性のあるヴォーカルが暴れ回る、といった感じ。
専任のハーモニカ・プレイヤーがいるというのも面白い。
ソロだけでなく、バッキングとして周囲に
溶け込むような演奏も聴かせています。

ライブ・アルバム

・Blow Your Face Out(1976/輸入CD)

好き度★★★★
バンドとしては2作目のライブ・アルバム。
こういう音楽性のバンドだったら、
きっとライブでこそ本領発揮されるんだろうな、
という想像通りの演奏が展開される。
スタジオ・アルバムでの印象そのまんま。

ここに収録されるオリジナルもやはり
Justman-Wolf。
バンド名に自らの名を冠しているのに
J. Geilsは影が薄いのかというとそんな事はなく、
とにかくシャープなカッティングやギター・ソロで
バンドの重要な部分を担っている。

ここでもメンバーはデビュー時のまま。
’83年にWolfが脱退するまで不動のメンバーで活動。
結束が固かったんですね。

バンドは’85年に活動停止。
その後’99年以降は度々再結成していたが
2017年J. Geilsが死去、
歴史に終止符が打たれた。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.135 THE J. GEILS BAND

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