no.132
STARSHIP(スターシップ)U.S.A
さらに続きです!
前回のバンド名変更の時以上に
複雑な事情があったらしいです。
やはり○ィキペディアにその辺が非常に詳しく
掲載されていますが、大まかにいえばバンド内で意見が対立、
創始者カントナーは脱退。
継続するバンドにジェファーソンを名乗らないよう
裁判を起こし、結果双方とも
ジェファーソンを名乗れなくなった・・・
というところらしいです。
しかし詳しいその経緯を読むと
ちょっと悲惨な感じすらしますね・・・
ま、それは置いといて
私はスターシップ名義のアルバムは1枚だけ持っています。
・Knee Deep In The Hoopla(1985/1st/国内CD)
好き度★★★☆☆
邦題は原題を短縮した『フープラ』。
スターシップになって最初のアルバムです。
本作からは、
①「We Built This City(シスコはロック・シティ)」、
②「Sara」の2曲の全米No.1シングルが生まれる。
私、①が超~大好きでして、この曲のためだけに
本作を買ったと言ってもいいです。
明るく、ノリのいい曲なのに、
どこかノスタルジーをも感じさせる不思議な曲。
作者はマーティン・ペイジ。
この人、HEARTの「These dreams」の作者
でもあるらしい。
この①②を含め、ほとんどが外部の作曲家に外注したもの。
全9曲中オリジナルはわずか1曲のみ。
別にオリジナルだから偉いとか、
外注が悪いとは思いませんが、
なんだかバンドはヒット曲製造プロジェクトの
実演部署みたいな印象がするし、
それはあながちそう的外れでもなさそうだ。
思い切り時代を反映した音、ジャケットのデザイン。
それらも含め、こうした方向性は
レコード会社より強く望まれての事らしいです。
そりゃあ’70年代からのファンには
なかなか響きにくいよなあ・・・
私も①はたまたま大好きな曲でしたが、
それ以外はまあ・・・悪くはないけど、
別にもう聴かなくてもいいかな、
ぐらいにしか思えないですね(失礼!)
しかしジェファーソンの歴史はまだまだ続くのです。
カントナーはKBCバンドを経て
ジェファーソン・エアプレインを再結成、
さらにはジェファーソン・スターシップの再始動と
精力的に活動するが2016年惜しくも死去。
バンドは解散声明などは出していないようですが
今も継続中なんですかねぇ?
ではでは、3回に渡るジェファーソン回、
お付き合いいただきありがとうございました!
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