113回

HOT TUNA (ホット・ツナ)U.S.A.

こんにちは!

前回がフーターズで、次はハンブル・パイか!
と思ってたら、間にもうひとつあった。
それがホット・ツナ。
そういえば持ってたっけ・・・
いただきものだったかな?
それもよく覚えていない(>_<)

そもそも、このバンドの事をよく知らないです。
頼みの綱、ウイキペディアにも日本語のページは無く・・・
幸い、唯一持っているCDが国内盤なので
日本語ライナー付き!
あとはネットでの記述を参考にしたいと思います。

ホット・ツナは1968年、
ジェファーソン・エアプレインのメンバーだった
・Jorma Kaukonen(ヨーマ・カウコネン)g,vo
・Jack Casady(ジャック・キャサディ)b,vo
の2人が中心となって結成
(このくらいは基礎知識として知ってましたが)。

社会的、政治的な内容の曲を演奏する事の多い
エアプレインの中にあって、
この二人はあまりそういった活動には
興味がなかったとされています。

そこで、社会的な主義・主張から離れ、
純粋に自分たちの好きなブルースやロックを
演奏するためにエアプレインと並行して作った
「別バンド」がこのホット・ツナでした。

’70年にレコード・デビュー、
’72年に二人はエアプレインを脱退、
ホット・ツナに専念する事になります。
’78年に一旦活動を停止するも、
その後も何度かの活動再開を経て、
’89年、ジェファーソン・エアプレイン再結成に
二人とも参加します。

私が唯一持っているのは、’78年にリリースされた
ベスト・アルバムです。

・Final Vinyl(1978/国内CD)

好き度★★★☆☆
ベストアルバムという通り、
デビュー~’78までの代表曲がまんべんなく
収録されています。

いやぁ、この企画を始めるまでほとんど聴いてなかったし、
全然覚えてもいなかったんですが、
ヨーマ・カウコネンさん、ギターは相当な腕前ですね。

ジェファーソン・エアプレインは何枚か持っていますが、
正直あんまりギターの印象ってあんまり無くて・・・
こんなに凄腕ギタリストだったとは!
別バンドとしてホット・ツナを立ち上げたのも、
そんなところにきっかけがあったのかも知れませんね。

音楽の傾向としては先述の通りブルースが基本ですが、
中にはかなりハードな曲もあるし、
フォーキーな曲では緊張感あるアコースティックギターで
卓越したテクニックを披露。
とにかくギターは相当聴きごたえがあります。

二人以外のメンバーは割と流動的なので
いちいち書きませんが、
後にエアプレインに行くメンバーもいたりして、
この辺は並行プロジェクトならでは・・・なのか?

このベストアルバムを聴く限り、
オリジナル・アルバムを買ってみても
かなり楽しめるんじゃないかと思います、
特にギター好きは。

ただ、ハードめなブルース・ロックといった
一番得意そうなところが、
割と似た感じの曲が多いため、
そればっかだとひょっとして飽きるかも・・・
という懸念はありますが。

ともあれ、このベストはかなりええです!

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.113 HOT TUNA

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