こんにちは!

7月です。

2022年ももう半分終わってしまいましたね。

早い~

 

では今年の後半最初はこちら!

 

GREENSLADE(グリーンスレイド)U.K.

今回はプログレッシブ・ロック史に名を残す名バンド、
グリーンスレイドをご紹介!

1972年結成のグリーンスレイドは、
それまでに既に実績のあるミュージシャン達で結成。
メンバーは

・Dave Greenslade(デイヴ・グリーンスレイド)key
・Dave Lawson(デイヴ・ローソン)key,vo
・Tony Reeves(トニー・リーヴス)b
・Andy McCulloch(アンドリュー・マカロック)ds

デイヴ・グリーンスレイドとトニー・リーヴスは
元コロシアム、
デイヴ・ローソンは元ウェブ、サムライ、
アンドリュー・マカロックは
元キング・クリムゾン、フィールズ
と、実績を積んできた実力派揃い。

1973年という、シーンがある程度成熟してからの
デビューとあってか、混沌とした雰囲気よりも
洗練された演奏は手練れ感が満載で通好みかも。

グリーンスレイド最大の特徴は、何と言っても
ギターレスのツイン・キーボードという
特異なメンバー構成。

オルガン、ピアノ、メロトロン等、
多彩なキーボードを操るデイヴ・グリーンスレイド、
一方のデイヴ・ローソンはシンセサイザー中心で
ヴォーカルも務める。

タイプの違う二人のキーボード奏者を擁しながら、
キーボードで空間を埋め尽くすような演出は控え目で、
むしろ隙間の多い演奏はジャズ・ロック的。
メンバーの経歴を見ればそれも納得か?

そこにロックっぽい、骨太なリズム隊がボトムを支えます。
トニー・リーヴスのベースは太く、
時折ギター的な役割も果たす。
アンドリュー・マカロックの、テクニカルなのに
力任せに勢いで詰め込むようなドラミングが
またロックっぽくてカッコイイ。
爆発的なスネアの音も健在です。

では所有アルバムです!

オリジナル・アルバム

・Greenslade(1973/1st/国内CD)

好き度★★★★★
デビュー作によく付けられる、『荒削りだが~』
というような形容詞は当てはまらない。
1作目からその完成されたグリーンスレイド・ワールドを
見事に体現した名作!

①「Feathered Friends(翼のある友)」での
ドライブ感溢れるイントロから一気にテンポ・ダウンして
スローなヴォーカル・パートになだれ込む展開は見事。

デイヴ・ローソンのヴォーカルも上手い!
っていうんじゃないけれど、実に味があります。

このバンド、基本的に曲は非常にポップですが
③「Drowning Man」のようにプログレっぽく
聴かせるのが上手いし、そこが真骨頂なのでしょう。

ロジャー・ディーンの描くジャケットもまた
一目でそれとわかる世界観を演出。
このバンドを知らなくても、思わず手に取ってしまう
プログレ・ファンもきっと多いでしょう。

・Bedside Manners Are Extra(1973/2nd/国内CD)

好き度★★★★
この2ndもまた引き続きロジャー・ディーンが
アートワークを担当。
1stで描かれた賢者のような人物も描かれている。

基本的には前作の路線を引き継ぎ、
より濃縮したような内容ですが
若干、地味に聴こえないこともない・・・

しかし③「Time To Dream」のような
スリリングな曲はやはりカッコイイ。

因みに、リアルタイムで国内盤が発売されたのは
1stだけだったらしく、
2~4枚目は’90年代に入ってからのCD化が
国内初登場だったらしいです。

・Spyglass Guest(1974/3rd/国内CD)

好き度★★★★
本作では、これまた数々の名ジャケットを手掛けた
Keefがアートワークを担当。

随分ポップな印象を受けますが、
曲ごとのクレジットを見ると
グリーンスレイド、ローソンのいずれかの
キーボード奏者が不在の曲が多い。

何か方向性の違いとか、
メンバー間に緊張感が走っていたのかはわかりませんが、
ツイン・キーボード体制が崩れ始めています。

その一方で本作には多彩なゲストを起用、
ギターやヴァイオリンの音も入っています。

バンドではやや異色ともいえる
トニー・リーヴス作のインスト、
④「Siam Seesaw」ののんびりした雰囲気に癒される。

・Time And Tide(1975/4th/国内CD)

好き度★★★★
前作を最後にトニー・リーヴスが脱退、
後任にはベースに加えギターもプレイする
Martin Briley(マーティン・ブライリー)が加入。

全体的にタイトでポップな作風ですが、
特にデイヴ・ローソンのヴォーカルの
キレの良さが際立つ。

本作を最後にバンドは解散しますが、
ここまでの4作品はどれも水準が高く、聴きごたえ十分!

2000年には再結成が実現、
新作アルバムも発表しました。

ライブ・アルバム

・Live(1999/国内CD)

好き度★★★★
国内盤タイトル『ライヴ’73-’75』が示す通り、
’73年と’75年のライブを収めた、発掘音源モノ。

ツイン・キーボードが左右にキレイに振られて
聴き取りやすい。
ジャケットのステージ写真通りなら、
右がデイヴ・ローソン、
左がデイヴ・グリーンスレイドか。

②「Drowning Man」ではアルバム・ヴァージョンに
非常に近い演奏を聴かせ、
スタジオ盤でもさほどオーバーダブは
していなかったのかな?と思わせる。

「Sundance」は①と⑦の2テイク収められていて、
全然違うので聴き比べが楽しい。
⑦の’75年盤では長いインプロビゼーションも聴ける。

端正な演奏ばかりではなく、
1stのオープニングを飾った③「Feathered Friends」では
大幅にテンポアップ、ややラフな演奏を聴かせます。

ラストの⑨「Spirit of the Dance」は
アンコールだろうか?
楽しく、祝祭感あふれる曲で幕を閉じます。

今回はここまで!
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.106 GREENSLADE

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