いよいよこの連載も100回目を迎えました!
まだ「F」・・・
頑張ります!
その100回目はこちら!
FUSION ORCHESTRA(フュージョン・オーケストラ)U.K.
フュージョン・オーケストラは、
1973年に唯一のアルバムを残したバンド。
メンバーは
・Jill Saward (ジル・セイワード)vo, key, flute
・Colin Dawson (コリン・ドーソン)g
・Stan Land (スタン・ランド)g
・Dave Cowell (デイヴ・コウェル)b
・Dave Bell (デイヴ・ベル)ds
の5人。
その唯一作がコレ。
・Skeleton in Armour(1973/1st/輸入CD)
好き度★★★★☆
サウンド的には、
女性ヴォーカリスト/ハードロック/プログレ
あたりのキーワードが並ぶ事になるかと思います。
ジャズ/フュージョン的な色合いを出しつつも、
基本となるのはハードロックですかね。
ジル・セイワードの、太くはないけれども
迫力のあるヴォーカルを中心に、
ワウを効かせて弾きまくるギター。
ベース、ドラムもかなりの手練れと見え、
多めのインスト・パートも聴きごたえ十分。
ジル・セイワードはキーボード、フルートもこなし、
ますますプログレ・ファンにはアピールポイントですが、
プレイはかなりアグレッシブなので
ハードロック好きにもかなりイケるんじゃないか
と思います。
それにしても、メンバーの名前を見ても
申し訳ないが存じ上げません。
ジル・セイワードが後にシャカタクに参加した、
ということ以外、
他のメンバーのその後の動向についても
情報がありません。
しかし、アルバム1枚だけを残し、
あとはシーンから消え去った・・・
と言うには、あまりにも上手すぎるんですよねぇ、
この人たち。
もしかしたら、表舞台に出ない
スタジオ・ミュージシャンたちが、
期間限定で組んだバンドだったりして・・・
なんて勝手に想像したりしているんですが。
そんな妄想もふくらむ、
ハイレベルな1枚です!
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
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