さあさあ、101回目!
今回から「G」に入ります!
GARY MOORE(ゲイリー・ムーア)U.K.
ちなみになんですが、国名。
No.99のフループもそうでしたが、
ゲイリー・ムーアは北アイルランド出身。
北アイルランドはイギリスの一部なのでU.K.としています。
また、並び順ですが、GARY MOOREの場合、
ファミリー・ネームである「M」
の項で記事にするのが本式かしら?
その辺もCDショップや文献でもバラバラなので、
我が家の棚に置かれた順にご紹介いたします!
さて本題!
ゲイリー・ムーア。
間違いなくロック・レジェンド、ギター・ヒーローの一人。
超絶的テクニックと、ブルース・フィーリング溢れる
情熱的プレイで、ファンは非常に多い。
・・・と、私の知識はこのくらいです。
度々申し上げていますが、
私はギタリストのソロ・アルバムとかに
あんまり興味を示さないのです。
自分もギターなのにね。
では何故買ったのか?
それは”人に勧められたから”。
ちょっと思い出話になりますが・・・
’80年代初頭、私は小~中学生。
かつては、そんなに大きな街でなくても、
各駅近くの商店街に1軒くらいはレコード店がありました。
当時の私は、毎月のお小遣いをもらうと
地元のレコード店に行き、
仲良くなった店員さんにオススメしてもらってました。
レコードは試聴できるので、
いろいろ聴かせてもらって、
じっくり吟味して「今月の一枚」を買ってました。
なんせ、使えるお金は限られていますから、
かなり真剣に選びましたよ。
まあ、欲しいものが決まっている場合も
多かったですけどね。
そんな中、このゲイリー・ムーアの、
私が唯一所有するアルバムは、
勧められるがままに買った部類の一枚です。
・Corridors of Power(1982/2nd/国内LP)
好き度★★★☆☆
かつては『大いなる野望』という邦題がありましたが
現在は外されているもよう。
今回の「全所有アルバム聴き返し」計画で
約30、いや40年ぶり?くらいに聴きました(^^;)。
別に、悪いとか嫌いとかでは一切ありません。
ただ自分の中での、”聴きたい優先度”は
そのくらいの位置、という事です。
内容的には、ヘヴィメタル全盛期の’80年代前半。
サウンド・メイキングもモロにそういう感じです。
ギターの音はいいし、力強いピッキングでの速弾き、
またメロディアスに鳴くソロは聴きごたえ十分。
しかし全体的には、意外にも?
自身のヴォーカルをフィーチャーした
歌ものアルバム、という印象。
音はメタルですが、中にはフリーあたりが
やりそうなブルージーな曲もあり、
実際フリーの「ウィッシング・ウェル」も
カヴァーしています。
参加メンバーも豪華で、
イアン・ペイス、ニール・マーレイ、
トミー・アイアーらがバンド形式で参加。
このメンバーでツアーも行ったようです。
ゲイリー・ムーアが、私が敬愛する
シン・リジィに参加していたのを知るのは、
もう少し後の事でした・・・
2011年、58歳の若さで死去。
・・・しかし、このアルバムのように、
何十年と聴いてない作品を引っ張り出して
聴いてみるのが今回の「全聴き返し」計画の醍醐味
でもあります。そうでなければ、
死ぬまで聴かないアルバムもあったかも・・・
また聴き進めるうちに、”数十年ぶりの再会”が
あるでしょう。
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
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