FOGHAT(フォガット)U.K.

今回はイギリス出身のこのバンド!

私もそう多くは持っていませんが、
フォガットの音楽を表すキーワードとしては
ハードロック/ブギー/ブルース
といったところでしょうか。

徹頭徹尾ハードなブギーで押しまくる、
スタイルとしてはAC/DCなどにも通じるものがあります。
ワンパターンと言えなくもないですが、
それが最大の持ち味でもあるのでしょう。

結成時のメンバーは
・Lonesome Dave Peverett
(ロンサム・デイヴ・ペヴァレット)vo,g
・Rod Plice(ロッド・プライス)g
・Tony Stevens(トニー・スティーブンス)b
・Roger Earl(ロジャー・アール)ds
の4人。

ロンサム・デイヴ、トニー・スティーブンス、
ロジャー・アールの3人は、
英国三大ブルース・ロック・バンドの一つに数えられる
サヴォイ・ブラウンのメンバーで、
自分たちのバンドを作るため脱退、
ギターにロッド・プライスを加えて4人組となります。

アメリカのレーベル、ベアズヴィルと契約し、
ブルースを基礎としながらも、
ハードで明るい曲調はむしろアメリカン・ロックに近く、
サザン・ロックにも通じるものがあります。

ロンサム・デイヴの力強いヴォーカルと、
ロッド・プライスとロンサム・デイヴによる
ツイン・リードギターを売りとし、
非常に数多くのライブをこなす事で
アメリカでは相当な人気を博したようですが、
日本ではそこまでではなかったみたい。
来日公演を行わなかったらしいので、
そのせいもあるのかな・・・

確かに、日本ではちょっと人気が上がりにくそうな
バンドではありますね💦

では、所有アルバムです!

オリジナル・アルバム

・Foghat(1972/1st/国内CD)

好き度★★★☆☆
ツイン・リードギターを軸に、
ブルースをベースにしたハードロックが小気味いい
デビュー作。

コメント薄いですね?
このことからもわかるように、
あまり思い入れはありません💦

全然嫌いじゃないけど、
そんなにハマるようなバンドでは無かったんですよ、
ごめんなさい!

・Energized(1974/3rd/輸入LP)

好き度★★★☆☆
ちょっとファンキーな味もある3作目。

①「Honey Hush」は「Train kept a rollin’」として
ヤードバーズ、エアロスミス等も演奏している曲と
ほぼ同じ曲。

・Fool for the City(1975/5th/国内CD)

好き度★★★☆☆
一般的にFOGHATの最高傑作との呼び声高い5作目。
自分的にも、持ってる3枚のスタジオ盤の中では
一番好きかも。

名曲とされる③「Slow Ride」は文字通り
スローなブギーで8分を超える大作ですが
かなりの迫力。

ちなみに本作ではベースが
Nick Jameson(ニック・ジェイムソン)に交代。

ライブ・アルバム

・Foghat Live(1977/国内CD)

好き度★★★★
実はFOGHATで最初に聴いたのがこのライブでした。
聴いたことのないバンドのアルバムを初めて買う時、
ライヴ・アルバムを最初に買う、
ということをよくやっていました。
大体、ベストヒット的な選曲になっている事が多いし、
気に入ってその後買い進めていっても
ダブらないからです。

それに本作は名作と評価が高かったし。

なので一番なじみがあるし、
やはりこのバンドはライブで本領発揮なんだろうな、
というのが感じ取れる熱い一枚です。

特に⑤「Honey Hush」は、スタジオ盤ヴァージョンより
遥かにスピードアップしたハイテンションな
熱演が展開されます。

ロッド・プライスのギターソロの音色が美しい!

 

・・・バンドは1985年頃まで息長く活動。

その後は元メンバーが勝手にFOGHATを名乗り活動を始め、

ゴタゴタがあったりしましたが和解。

2000年代にはロンサム・デイヴ、ロッド・プライスが

相次いで死去。

それでもなお現在もバンドは存続しているようです。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.92 FOGHAT

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