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BUFFALO SPRINGFIELD
 (バッファロー・スプリングフィールド)U.S.A.

活動期間はわずか2年、
その間に大きな商業的成功は得られなかった
にもかかわらず、在籍したメンバーの多くがその後大成功、
ビッグネームになったために
今や伝説的な存在となっているバンドです。

そのメンバーたちとは・・・
・Stephen Stills(スティーヴン・スティルス)g,vo,key
・Neil Young(ニール・ヤング)g,vo,key
・Richie Furay(リッチー・フューレイ)g,vo
・Bruce Palmer(ブルース・パーマー)b
・Dewey Martin(デューイ・マーティン)ds

解散間際にベースが
・Jim Messina(ジム・メッシーナ)に交代。

こうして名前を並べると、そうそうたるメンバーです。
スティーヴン・スティルスとニール・ヤングは
CSN&Yでほもちろんのこと、ソロや自身のバンドでも大活躍、
ロック史上、非常に重要な人物となっています。

 

リッチー・フューレイとジム・メッシーナも
後にカントリー・ロックの名バンド、
ポコの創設メンバーとなり、メッシーナはポコ脱退後は
ケニー・ロギンスと組み、ロギンス&メッシーナとして
成功しました。

こうした才能と個性の塊のような人たちが
若き日に一堂に会したバンドとあって衝突が絶えず、
バンドとしては短命に終わりましたが、
残された音源は非常に内容が濃く、
今日での評価も高いものになっています。

リリースしたアルバムは3枚。
そのうち以下の2枚を所有しています。

・Buffalo Springfield Again(1967/2nd/国内CD)

好き度★★★★
バッファロー・スプリングフィールドの最高傑作
とも言われるセカンド・アルバム。

非常に幅広い音楽性を発揮し、
ジャズやクラシックの要素も取り入れています。

ヤング、スティルス、フューレイの3人の
ソングライターの個性がよく活かされてます。

ヤング作の①「Mr. Soul」はギターソロが印象的。
後にニール・ヤング&クレイジー・ホースでも
この人でないと弾けないようなソロをたくさん
聴かせてきた、その「らしさ」がよく出ています。

・Last Time Around(1968/3rd/輸入LP)

好き度★★★☆☆
度重なるトラブルと、メンバーのバンドへの興味の喪失により
すでに解散に近い状態だったが、
所属レコード会社との契約履行のためにフューレイと、
ベーシストとして新メンバーになったメッシーナが
未発表音源をまとめてサード・アルバムとして
完成させたもの。

寄せ集めではあるものの、
それぞれの楽曲の出来は素晴らしく、
これらの曲がもっとバンド一丸となって演奏されていたら
どんなに良くなったんだろうと思わせる一枚。

個人的にはラストの⑫「Kind Woman」が好き。
カントリー風味のバラードですが、
最後のアルバムの最後に配置されたことで、
一層もの悲しく響く。名曲!

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

 

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おざきゆうすけン家の棚no.44 BUFFALO SPRINGFIELD

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