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さあ、この大物バンドの登場です!

 

BOSTON (ボストン)U.S.A.

 

記録的なアルバム売上枚数を誇り、
時に”産業ロック”などと揶揄されるされた事もある
超・超・メジャーなロックバンド。

ハードなギター・サウンドにキャッチーな曲調、
プログレッシブ・ロック的なアレンジなどが
渾然一体となったその音楽性は、
「アメリカン・プログレ・ハード」とも呼ばれ、
ジャーニー、スティクス、カンサス等と共に
「四天王」的な存在とも言われています
(TOTOが入る場合もあり)。

バンド創設者はTom Scholz(トム・ショルツ)で、
カメラで有名なポラロイド社の社員として働きながら、
マサチューセッツ工科大学卒業という
電気工学の知識を活かして自宅に作ったスタジオで
デモ・テープをほとんど一人で制作。
そのテープが認められてレコード会社と契約。

そのあまりにも完成度の高いデモ・テープを
忠実に再現するために集められたメンバーが、
・Brad Delp(ブラッド・デルプ)vo
・Fran Sheehan(フラン・シーン)b
・Barry Goudreau(バリー・グドロー)g
・Sib Hashian(シブ・ハッシャン)ds
で、デビュー・アルバムのレコーディングは
ヴォーカル以外の楽器はほぼ全てトム・ショルツが
演奏している、とされています。
バンド・メンバーはライブでの再現のために
集められたようですが、
一部のスライド・ギター等でバリー・グドローの
プレイも入っているみたいです。
 

しかし、このトム・ショルツという人の才能には
本当に驚かされます。
エンジニアという技術者としてだけでなく、
肝心の音楽についても、
ギター、キーボードの腕前も相当なものだし、
作曲、アレンジもこなすマルチぶり。

ボストン・サウンドの聴きどころは、
・超キャッチーだが凝ったアレンジの楽曲
・ハードなギター・サウンド
・ブラッド・デルプの超ハイトーン・ボイスによる
一人多重録音のコーラス
といったところでしょうか。
特にコーラスは複数のラインが複雑に絡み合い、
思わず唸ってしまうほど美しいです。

今回、持っている全アルバムを聴き返してみて、
どれもあまり違いはないと思いました。
楽曲にしても、録音、演奏にしても
どれもハイクオリティに揃えられています。

ではそろそろ所有アルバムのご紹介です!

・Boston (1976/1st/国内CD)

好き度★★★★
邦題『幻想飛行』。
2000万枚を売り上げたとされる怪物アルバム!

ボストンって、キラキラしてるんですよね~
そして、胸キュン・ソングが目白押しなんです。

もう、オープニングを飾る余りにも有名な
①「More Than a Feeling(宇宙の彼方へ)」に
集約されると思うんですが、
きらめくようなアコースティック・ギターのイントロから
ヴォーカルが入って来て、サビへ向かうところの、
まさに宇宙へ舞い上がるような高揚感!
そして激キャッチーなギター・リフと手拍子・・・
完璧です!

③「Foreplay / Long Time」ではトムの
オルガン・プレイヤーとしての魅力が満喫できます。
以降のアルバムでも必ずオルガンをフィーチャーした
インスト曲を入れています。

・Don’t Look Back (1978/2nd/国内CD)

好き度★★★★
前作に続き大ヒットとなったセカンド・アルバム。

これまた余りにも有名なオープニング、
①「Don’t Look Back」で一世を風靡。

③「It’s Easy」、⑤「Feelin’ Satisfied」といった
お得意の胸キュン・ソングで聴ける、
ブラッド・デルプによる複雑な一人コーラスは
ボストン・サウンドに欠かせないものになっています。

私は⑤と⑦「Used To Bad News」に
キュンキュン来ちゃいます✨

・Third Stage (1986/3rd/国内CD)

好き度★★★★
前作から実に8年の歳月を経てリリースされました。
いつまでも新作が出来上がらない事で
最初のレーベルと裁判沙汰になり、
移籍後にようやく発表の運びとなった。
そのため、収録曲の制作年にばらつきがあります。

また、トム・ショルツとブラッド・デルプ以外の
メンバーは変わっており、
・Jim Masdea (ジム・マスデア)ds
・Gary Pihl (ギャリー・ピール)g
の2人がクレジットされています。

本作からは、またまたオープニングを飾る
①「Amanda」がシングルとして大ヒット。

②「We’re Ready」にまたキュンキュンさせられます。

・Walk On (1994/4th/国内CD)

好き度★★★★
これまた前作から8年を要しています。
本作ではこれまでヴォーカルを務めてきた
ブラッド・デルプが不参加、
Fran Cosmo(フラン・コスモ)が歌っています。

そのクオリティは微塵も変わることなく、
胸キュン・ボストン節を存分に聴かせてくれます。
複雑なヴォーカル・ハーモニーも健在。
②「Surrender to Me」のサビ、たまりません。

④~⑦の「Walk On Medley」もいいですね!

ではでは、今回も
お付き合いいただきありがとうございました!

 

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おざきゆうすけン家の棚no.42 BOSTON

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