こんにちは!

 

この企画もいよいよ40回目です!

今回はこちらのバンド!

 

BLUE MURDER (ブルー・マーダー)U.K.

1989年デビューのハードロック・バンド。
タイガース・オブ・パンタン、シン・リジィ、
ホワイトスネイクなどでプレイしてきたギタリスト、
John Sykes (ジョン・サイクス)の初の
リーダー・バンドとしてHR/HM界隈では
かなり期待されてデビューしました。

ベースには元ザ・ファームでフレットレス・ベースの
使い手、Tony Franklin(トニー・フランクリン)、
ドラムには’60年代から活躍、ヴァニラ・ファッジ、
カクタスやBB&Aなど経歴には枚挙にいとまがない
ベテラン、Carmine Appice(カーマイン・アピス)が参加。

一応、国名表記はU.K.としましたがカーマイン・アピスは
アメリカ出身なので英米混合バンドですね。

さて、このジョン・サイクスというギタリスト、
私はシン・リジィのギタリストとし初めて知りました。
その時、私はまだ中学生でしたが、
ギターはめちゃくちゃ上手いし、
ルックスも美形だし、
きっと次世代を代表するような存在になるんだろうなと
思っていました。

 

実際、その後ホワイトスネイクに加入、
大ヒット・アルバム「サーペンス・アルバス」の
制作にも関わりますが何故かアルバム発表直前に
クビになってしまいます。

そういった出来事の後にこのブルー・マーダーです。
メンバーも大物ぞろいのスーパー・グループだったはず。

しかし、何でしょうねえ・・・
ギターのテクニック、ルックスにも恵まれていながら、
どうも今ひとつ華が無かったんでしょうか。
ジョン・サイクスは私が当時想像したよりは
地味な存在にとどまったような気がします。

 

BLUE MURDER以降は、

再結成THIN LIZZYの中心人物として

活動してたみたいですが、

フィル・ライノット抜きのTHIN LIZZYってどうなん?

と私はあまり気にしてなかったですm(__)m

今、何してるんだろう?

では、唯一持っているアルバムがこのデビュー作です。

 

・Blue Murder(1989/1st/国内CD)

好き度★★★☆☆
申し訳ないけど、そもそも買った覚えがない・・・(笑)
¥300くらいで売ってて軽い気持ちで買ったか、
或いはメタル好きの友人から貰ったか・・・?

まあそれはどうでもいいけど、
けっして悪い出来では無いと思います。
何曲かは発売当初に音楽番組などで聴いてました。

それまでギターに専念してきたジョン・サイクスが
ヴォーカルも務めていて、
「えー、こんなに歌えるんだ」と驚きましたね。

内容としては、メタルとしてはもちろん、
もう少し前の時代のハード・ロックが好きな人にも
訴えかける曲調と演奏で、
ファンキーなリズム隊に
サイクスの超絶速弾きギターが駆け巡るといった
タイプの曲が多い。

 

特にアルバムの前半にいい曲が集まっていて、
③「Valley Of The Kings」は壮大な大作で、
歴史モノっぽい歌詞も含めて、ちょっと
レインボー風だったりもします。

②「Sex Child」の中間部分がホワイトスネイクの
「スティル・オブ・ザ・ナイト」にそっくりなのは
あてつけなのか?と当時話題になりました(笑)

意外なほど上手いヴォーカルもどことなく
デヴィッド・カヴァーデールを彷彿とさせたりして。
しかし、なんか引っ掛かりが無いんだよなあ。

ギターも、こんな事言っちゃ申し訳ないけど、
速弾きが凄いこと以外、あんまり入ってこない。
だから後半になるほど印象が薄いんですよね。

というわけで星は3つ、とさせていただきました!

あと2枚出てる事も知らなかった・・・(^^;)

今回は以上です!
お付き合いいただきありがとうございました!

 

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おざきゆうすけン家の棚no.40 BLUE MURDER

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