こんばんは!
11月も半ばになり朝晩の冷え込みが冷え込みが
厳しくなってきました。
さて、今回はこちら!
BLOOD, SWEAT & TEARS
(ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ) U.S.A.
私は元々こっち方面にはあまり詳しくないので、
このBS&Tについてあまり多くを知りません。
かなりビッグネームなはずだし、
一応聴いといてみるか、くらいの感じで
数枚、手を出してみました。
バンドの創設者はセッション・ミュージシャンとして有名な
キーボーディスト/ギタリストのAl Kooper(アル・クーパー)。
管楽器メンバーを含む多人数バンドで、
シカゴ、チェイス等と並んでブラス・ロックの
代表格とされています。
大変なのでいちいち書きませんが、デビュー盤では
9人がメンバーとしてクレジットされています。
音楽性としては、アル・クーパーの豊富な経験を活かし、
ブルースを中心にジャズ、クラシック等も感じさせ、
全体的にはファンキーな味付けもされ非常に幅広く、
また演奏もテクニカルで、インテリジェンスを
感じさせます。
しかしその創設者たるアルは1stアルバムを残して
バンドを追い出されてしまったらしい。
独裁的な振る舞いが他のメンバーから反感を買った、
というような事がライナーに書いてあったような・・・
ヴォーカルも務めていたアルの後任に入った
David Clayton-Thomas(デヴィッド・クレイトン・トーマス)
の在任期間には、同じような理由で逆に
バンドメンバーが相次いで脱退するという事態も起きています。
まあ、音楽を聴くのにあまり関係ないですけど。
そこそこの数、アルバムを発表していますが
私が所有するのは以下の3枚です!
・Child Is Father to the Man (1968/1st/国内CD)
好き度★★★★☆
邦題『子供は人類の父である』
前述したように多様な音楽性、インテリジェンスを
感じさせるデビュー・アルバム。
ホーンだけでなくストリングスも起用し、
それが大げさでも押しつけがましくもなく、
いい具合にフィーチャーされています。
しかしメンバーが自分と同じ顔の子供
(首がすげ替えられている)を抱いている
ジャケット写真はあまり趣味がいいとは思えない・・・
・Blood, Sweat & Tears (1968/2nd/国内CD)
好き度★★★★☆
邦題『血と汗と涙』。
創設者アル・クーパーが追い出され、
新ヴォーカリストにデヴィッド・クレイトン・トーマスが加入。
見た目のインパクトもなかなかですが、
ずぶとい声、歌唱力も圧倒的でキャラの強さが際立つ。
1969年のグラミー賞で最優秀アルバムを受賞した出世作で、
バンドの事を知らなくても「聴いたことある!」
という曲がいくつか入っているんじゃないでしょうか。
特に⑦「Spinning Wheel」はそのインパクトあるイントロが
よくTVでも使用されますが、
遊び心あるキャッチーな曲で大ヒット。
他にも②「Smiling Phases(微笑みの研究)」
のカッコ良さも群を抜いています。
全体的には、ややファンキーさを増したように感じます。
しかしまたしても首すげ替えジャケット・・・
・New Blood (1972/5th国内CD)
好き度★★★☆☆
強烈なキャラのデヴィッド・クレイトン・トーマスも
バンドを去り、この時点でかなりメンバーが
入れ替わっています。
新ヴォーカリストのJerry Fisher(ジェリー・フィッシャー)
も悪くはないですが、個性派の後では
どうしても分が悪い。
全体的にややアーシーな方向に向いたかな?
あとコーラスも積極的に使うようになりました。
以上になりますが、文章が短いですね(^_^;)
ジャンル的に私のどストライクではないので
しょうがないんですよ。
しかし、さすがロック史に名を残す名バンド、
聴いてみればやっぱりイイ!
ロックはいったいどこまで奥深いのか・・・
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
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