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ABC友の会のブログ

こんにちは！
 

今ライブ自粛中のため、

当面こちらの投稿を頑張ります。
今回ご紹介するのは・・・

ARTY+MESTIERI (アルティ・エ・メスティエリ) ITALIA
・TILT (1974/1st/国内CD)

好き度★★★★☆
前回のAREAに続き、イタリアのジャズ・ロック系プログレ・バンド。
しかしこのARTY+MESTIERIの方がより整然としたサウンドで、
ややフュージョン寄りかも知れません。
そして、より叙情的なメロディーがあります。

このバンドを語る上でどうしても外せないのが、
ドラマー、Furio Chiricoの存在です。
EL&Pタイプのキーボード・トリオ、
The Tripの3、4枚目のアルバムに参加後、ARTY+MESTIERIを結成。
何と言ってもその超絶技巧ドラミングで名高く、
イタリアのミュージシャンとしては世界でも知られています。

実際に聴いてみると分かりますが、
まあ手数の多いこと！早い！そして凄くシャープ！
バンドのサウンドは割と叙情的で、
美しいメロディーを整然と配置した曲調が多いのですが、
お構いなしに怒涛のように叩き込むイケイケ・ドラム！
ところどころ、やり過ぎて突っ込み気味になったりするのが
またたまらない！

私は2000年代、先述のThe Tripで来日したFurio Chiricoの
ドラムを生で見ましたが、そりゃあ凄かったですよ。

それ以外のメンバーも相当に芸達者だと思われますが、
先ほどから書いておりますように
ギターやヴァイオリン、管楽器、キーボード等が
整然と美しいメロディーを奏でる曲が多く、
実はドラムが一番のリード楽器か？
と思えて来ます。

オープニングを飾る①「Gravita(重力)」は、

この1曲でどんなバンドかを雄弁に語る。
ベースも何気にかっこいい！
 
以降、比較的コンパクトな尺の曲が並ぶが、
⑧「Articolazioni(関節)」は13分を超える壮大なプログレ大作！

バンドはその後も活動休止期間はあるものの継続し、

2019年には来日もしています。
 
では、お付き合いいただきありがとうございました！
 
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おざきゆうすけン家の棚no.17 ARTY+MESTIERI

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