こんにちは!1日2投稿です。
今回はコレだぁ~

ALPHATAURUS (アルファタウラス) ITALIA

ALPHATAURUS (1973/国内CD)

好き度★★★★
私が非英語圏、主にイタリアン・ロックにハマり始めた
頃の初期に買ったALPHATAURUS、’73年の唯一のアルバム。
これまたマニアックなアイテムですが、
キングレコードがユーロロック・コレクション・シリーズ
として国内発売してくれていたおかげで目に止まり、
フツーに買えました。
このシリーズには大変お世話になりましたm(__)m

もちろん、音を聴いたことなどないので
CDの帯に書いてある売り文句だけを頼りに
買うわけですが、これは当たりの一枚。

平和の象徴であるはずの白いハトが
爆撃機と化している意味深なジャケットのイメージそのままの、
非常にハード&ヘヴィーなプログレが繰り広げられます。
①「Peccato d’orgoglio(傲慢の罪)」は
ジャジーなイントロから始まり、
目まぐるしく曲が展開しながらどんどん
ヘヴィーになっていく大作!まさにプログレ・ハード。
少々ドタドタした演奏ではあるが、
イタリアン・ロックらしい熱い(暑苦しい?)ヴォーカルもいい。

やっぱりプログレといえばキーボード?
このバンドもサウンドの中心はハモンドオルガンや
ピアノ、ムーグ・シンセサイザーといった
プログレ三種の神器、的なキーボード類が占めるが
ディストーションの効いたギターが
さらにハード&ヘヴィーな印象を与えます。

⑤「Ombra muta(無言の影)」もまた
緩急、静と動がよく効いた聴きごたえのある大作!
オルガンの音色がたまりません。

かと思えば③「Croma」④「La mente vola(駆け抜ける精神)」
ではハード&ヘヴィーだけではない一面も見せる。

しかし5曲中4曲で日本語タイトルが付いています。
プログレって、つくづく意味深な日本語タイトルが似合うね~

全体的に、イタリアン・プログレの至宝との名高い
MUSEO ROSENBACH(ムゼオ・ローゼンバッハ)の
これまた唯一のアルバム『ZARATHUSTRA(ツァラトゥストラ組曲)』
と近い雰囲気を感じますが、
私はALPHATAURUSの方が好きかも・・・

このブログを書くに当たってネットで色々調べてたら、
どうやら2000年代に入り再編され、ライブ盤や
何と新作スタジオ・アルバムまで出ているようですね。
結構このパターン多いな・・・
でも元気に現役やってるのは素晴らしい事です!
もはやこのアルバムも「唯一の」では無いのですね。

では!

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おざきゆうすけン家の棚no.8 ALPHATAURUS

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