10月に入って,少しずつ新曲の制作が始まりました.
曲を作るというのは,ちょっとした癖みたいなもんだと,最近思う.
上手く説明できないけど,癖ですね.
◆曲を作るとき,「詞が先ですか?曲が先ですか?」という話があるけど,自分は詞が先にでき上がったことがほとんど無い.
コーヒー,新聞,散歩,読書,映画鑑賞,うたた寝・・・
前触れもなく,頭のなかにふわっとメロディーが湧いてきて,曲のイメージがぼんやりと見える.
こういうときが,新曲作りのタイミングだ!
ギターを持って,いろいろコード進行を試す.
この流れで,5回に1回くらいは,曲が形を帯びる.
理由は無いけど,「よし曲を作ろう!」と構えて作ったことがない.
構えて作ると,どんな曲ができるのだろう・・・?ぜんぜん違う曲ができるかもしれない.
◆曲の“原石”が見つかったら,スタジオに持っていって,メンバーと一緒に磨き上げる.
曲の構成,フレーズ,リズムパターン,曲の強弱などなど・・・
メンバーがいつも,素敵なアンサンブルのアイデアをくれる.
そして,曲が完成する.
残るは歌詞だ.
2ndアルバム収録の『クリシュナのバターボール』などは,突然,30分くらいで歌詞が書けたけど,そんなのは他に1曲もない.
1曲でノート1冊くらい,書いてはめくり,また書き出してはめくり・・・
◆世の中への不満や,政治的なことがらを歌う音楽を,自分は聴かない.
応援歌も,日本語メッセージソングも,聴かない.
聴かないものは,作らない.
英語は使わない
自分に課したルールはこれだけ.
いやいや,本当は歌詞なんてどうでもいいのかもしれない.
本当に,そう思うときもある.
でも,そう思いながら歌詞を作るのは,逆に難しい.
どうなんでしょうね(笑)
次回は,ぜひ作詞について書きたいと思っています.
乞うご期待!! Voトシミツ