こんにちは!
ギター尾崎の使用機材紹介シリーズ第3弾!
今回ご紹介するのはこちら。
ギブソン・レスポール・アーティザン(ダークブラウン)
1970年代後半、ほんの数年間だけ生産された珍しいモデルで、
見た目だけで2000年頃に購入してしまいました。
ボディ表:メイプル
ボディ裏:マホガニー
ネック:メイプル
指板:エボニー
ヘッドのGibsonのロゴや、指板のインレイ等、
このモデル独特のデザインになってます。
ヘッド
指板
ライブでこのギターを使うと、共演者の方から
「そのギター何ですか?」と聞かれることが多々あります(^^)
購入時にすでに前の持ち主によって
だいぶ部品交換などされてたようで、
ペグはオリジナルではありません。また、
写真のようにストップテールピースに
ブリッジはチューン・O・マチックと、
通常のレスポールと同じ仕様になっていましたが、
本来このモデルのテールピースはTP-6という、
ファインチューナー機能が付いた
少々ゴツイものが標準装備だったはずです。
TP-6
見た目にほれ込んで買ったはいいものの、
音と操作性の方は・・・・
正直、大当たりだったデラックスやカスタムと比べるとイマイチ。
音は、ほぼカスタムと同じながら、
ボリュームを絞った時の音が良くなかった。
さらに、見た目にネック形状に違いは無いと思うけど
何故か弾きにくい。
という事で、このままではただの飾りになってしまうので
思い切って改造することにしました。
まず、リアのピックアップをVoodoo社製のものに交換
(元々のは、前の持ち主のイニシャル?
が刻まれていたため、ためらいはナシ)、さらに
内部ピックアップ配線を通常の直列から並列に変えました。
これにより、かなり軽くてチャリチャリした明るい音色に変化!
ただしレスポールっぽくは無いですが・・・
レコーディングでは、
クリーン・サウンドのカッティングに向いていると判断、
1stの「楽しい気分」に使用しました。
本当は2ndのレコーディングでも1曲で使用したんですが、
そのテイクはボツになったので、今のところCD音源で
このギターの音が聴けるのは「楽しい気分」だけです。
ライブでは気が向いた時にときどき使う程度ですね・・・
やはりどうしてもデラックスやカスタムの方が音が良いし、
弾きやすいのでついそちらを優先してしまいます(^^;)
「たまには使ってやらないと!」って思った時に使ってます。
これで私の所有するレスポール3本をご紹介しました。
昔からジミー・ペイジが大好きで、その影響で
レスポールを使い始めたにもかかわらず、
ペイジと同じサンバーストのスタンダードは持って無いんですねえ!
面白いもんです。
↓例えばこんなの
次回からはそれ以外のギターたち
(ライブではまず使わないので見る機会は無いでしょう)
をご紹介します!