こんばんは!
約1ヵ月ぶり、久々の更新です。
この間、8/15に国立・地球屋でのライブもありました。
次回はまだ未定ですが、決まり次第当HPで告知しますので
よろしくお願いします!
さて今回紹介するのはこちら。
マーシャルJCM800
![](https://i0.wp.com/stat.ameba.jp/user_images/20150822/23/abcfriends-blog/8d/fe/j/t02200116_0400021113403740412.jpg?w=755&ssl=1)
前回、JCM2000を紹介した時にも書いた通り、
ABCに参加するずっと以前から使用していたアンプです。
購入は1990年頃。ということは、
リイシューではなく、当時のモノ!
当時、すでにこれに替わる新モデル、JCM900が
出ていたと思いますが、まだまだ出たばかりで
練習スタジオ等で見かける事は無かったですね。
スタジオでこのアンプに出会いほれ込んでしまい、購入しました。
まだ20才そこそこの私には結構な買い物でしたが、
知り合いを通じ格安で手に入れる事が出来ました。
しかも、スピーカーキャビネット2つとセットの、
通称「3段積み」!見た目はこんな感じです。
![](https://i0.wp.com/stat.ameba.jp/user_images/20150822/23/abcfriends-blog/f9/ca/j/t02200144_0400026113403740411.jpg?w=755&ssl=1)
しかしこの状態で使った事は1度しかありません。
買ったばかりの頃、当時やっていたバンドのライブで
使ってみましたが、うるさすぎるのと、
運ぶのが大変なので2度とやってません。
ライブハウスくらいの規模では必要ないでしょう。
普段はスピーカー1個で使用しています。
![](https://i0.wp.com/stat.ameba.jp/user_images/20150822/23/abcfriends-blog/2c/8a/j/t02200151_0400027513403740413.jpg?w=755&ssl=1)
ちなみに、今使っているJCM2000でも、スピーカーは
この時買ったものを使っています。
さてこのJCM800。
1980年頃、世に登場したらしいですね。
発売当初はかなりなハイゲイン・アンプだったんでしょうが、
その後の900、2000シリーズの登場、
また他社もハイゲイン・アンプを多数発売し、
今となってはむしろ「歪まないアンプ」的な
位置づけになってしまいました。
このアンプ購入当時、私はハードロックバンドにいて、
当然のごとくギターサウンドの基本はオーバードライブでした。
JCM800はMASTERとPRE AMPの2ボリュームで
歪みと音量をコントロール出来ますが、
最も歪む設定にしても、普段のスタジオや
ライブ環境で出せる音量ではそんなに歪みません。
まあ私はメタルみたいに激しく歪ませることは
あまりなかったのでそのくらいで良かったんですが、
もう少し欲しい時はエフェクターで歪みを足してました。
ABCに入ってからも、しばらくはJCM800を使っていましたが、
オリジナル曲のギターパートを作っていく過程で、
サウンドの基本はオーバードライブではなくクリーンになる、
そしてクリーン/オーバードライブを切り替えられる
アンプが必要になる・・・と考えて、
JCM2000購入に至ったわけです。
さて前回、800も900も2000もマーシャルの音がする、
どれじゃなきゃダメ、というほどの差は無い、と書きましたが、
違いはちゃんとあります。
私的にはどれも許容範囲で対応できるという意味です。
実は、今でも一番音がいいのはこのJCM800だ!と思ってます。
マーシャルといえばアンプで歪ませたオーバードライブ・サウンドが
代名詞のようになっていますが、実はクリーン・サウンドの
美しさも特筆モノです。特にこの800は、1~6弦まで
全部鳴らしても、弦1本1本の鳴りが個別に聞きとれるような
ハッキリとした輪郭と、パワフルな直進性を持っています。
そして歪ませた場合でもその印象がほとんど失われません。
これは他モデルには無く、900や2000では歪ませると
音の塊のような印象を受けます。
まあこの辺は使う人の好みもあるでしょうが、
音の存在感という意味では800の右に出る者はいない、
というのが私の見解です。
でもABCでの生演奏においては、
操作性を重視して2000を使用している、というのが
現在の私のアンプ事情です。
何もガマンしているワケではなく、2000には2000の
良さがありますから。
ではでは、また!