no.206

POPOL VUH(ポポル・ヴー)GERMANY

ごきげんいかが?

今回はポポル・ヴーです!

ポポル・ヴーはドイツのバンド。
ジャンルで言うとプログレッシブ・ロック
というのが分かりやすいのでしょうが、
いわゆるドラム、ベースがビートを刻み、
Aメロ→Bメロ→サビと来てギターソロがある、
というような形態では無い。

ドイツには1960年代終わり~’70年代にかけて、
実験的要素の強いグループが数多く存在した。
その多くはシンセサイザーなどテクノロジーを駆使し、
執拗なリズムの反復でトランス感を生み出したり、
音階のない無調の音を出し続けたりと、
いわゆる”ポップ”とは真逆の独自の方向性を打ち出し、
『クラウト・ロック』と呼ばれた。

クラスター、クラフトワーク、タンジェリン・ドリーム
などが代表格で、
ノイ、カンなどもバンドサウンドながら
近いものを感じさせる。

ポポル・ヴーは、その
アコースティックサウンド・ヴァージョンといえば
イメージしやすいだろうか?

結成は1969年。キーボード奏者の
Florian Fricke(フローリアン・フリッケ)が
パーカッション奏者、レコーディングエンジニアらと結成。

初期の頃は他のグループ同様、
電子楽器を多用していたが、後に
アコースティック楽器中心のサウンドに変化した。

非常にゆったりとした、やはり反復を多用した曲が多く、
アンビエントやニューエイジ・ミュージックにも近しい。

また人の声もよく使われている。
その多くは合唱で歌詞は無く、”Ah~”とかがほとんど。

そして同じドイツの映画監督、
ヴェルナー・ヘルツォークの作品に
多くの楽曲を提供している事でも知られている。

私は、正直このクラウトロックは
あまり得意では無いんですけど、
きっかけはヘルツォーク監督の映画
『コブラ・ヴェルデ』を見たからでした。
ここで使われていた曲が気に入り、
ヘルツォーク監督作品に提供した曲を多く収録した
ベスト盤を買いました。
気にいった曲は入ってなかったんですけどね。

では所有アルバム紹介です!

オリジナル・アルバム

・Brüder des Schattens – Söhne des Lichts
(1978/10th/輸入CD)

好き度★★★☆☆
私のは輸入盤だが、国内盤には
『影の兄弟、光の子供達』という邦題が付いている。
彼らのアルバムはほとんど国内発売されている。

先に私はこのテの音楽はあまり得意ではないと書いたが、
しかしゆったりとしたアコースティック・サウンドの
本作はなかなかに聴ける。

アルバム・タイトルにもなっている20分近い大作①は、
神秘的な合唱を使った冒頭を抜けると
まさに癒しの音空間といった趣のフレーズが
延々と繰り返される。
ピアノ、エレクトリック&アコースティックギター、
シタール等を中心に奏でられる旋律は、
森の中のログハウス前でハンモックに横たわりながら
聴いたらめっちゃ癒されそう。

他の曲も展開に乏しく、
ゆるやかなトランス感を味わえる。

まあ、積極的にアルバムを買いそろえ、
しょっちゅう聴こうとはなかなか思わないかも知れないが、
たまにはこういうのも悪くないですね。

ガッツリ聴くぞ!って感じではなく、
BGM的に流すのもいいかも
(作り手はそういう聴かれ方は望んでないかも知れないが)。

コンピレーション・アルバム

・Best of Popol Vuh – Werner Herzog(1989/輸入CD)

好き度★★★☆☆
ヴェルナー・ヘルツォーク監督の映画作品に
提供した楽曲を中心に構成された編集盤。

各曲、3~5分とコンパクトな尺で収録され、
非常にミニマルな曲から
いかにも超大作映画の音楽といった感じの
大スケールの曲まで様々なタイプの曲が収録され、
やはりいずれも展開や変化には乏しいが
意外と飽きずに聴ける。

このブログシリーズのように
“端から端まで持ってるもの全部聴く”という
目的でもないとなかなかCDプレーヤーに
入れる事が無いアイテムでしたが、
久々に聴いて結構楽しめました。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.206 POPOL VUH

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