no.152 KULA SHAKER(クーラ・シェイカー)U.K.

どもー!

Kの最後はクーラ・シェイカーです!

アルバム・デビューは1996年。
’96年といえば、グランジ/オルタナ全盛の時代…
というよりそろそろ衰退しかかる頃か。

この頃の私は、’70年代ロックを掘り下げるのに夢中で、
リアルタイムの音楽は全くと言っていいほど
聴いていませんでした。

この、ブリットポップ・ブームの中に現れた
クーラ・シェイカーも、名前くらいは知ってたけど
聴いた事はありませんでした。
(あ、ディープ・パープルの「ハッシュ」の
カヴァーは聴いたかな。まあ、パープルも
カヴァーなんだけどね)

しかし妻が何枚か持っていたので、結婚後に
デビュー・アルバム『K』を聴かせてもらいました。

これがなかなかに良かったのです。
超グルーヴィーなリズム隊にレトロ感ただようギター、
そしてバンドの中心人物でほぼ全ての
作詞作曲を担当するクリスピアン・ミルズが
深く傾倒していたというインド音楽の旋律(或いは言葉)
がうまくブレンドされたその音楽には、
結構な衝撃を受けました。

インド、または中東あたりの旋律を
ロックに持ち込むのは、それこそビートルズをはじめ
’60年代に流行ってから度々用いられるが
クーラ・シェイカーのはそういうのとは
また違った味わいがあった。

バンドは’99年に2作目のアルバムを出したが
その後解散。

2006年に再結成されてからは現在まで
4枚のアルバムをリリース、
2023年にはオリジナルメンバーで来日公演も
行ったらしいです。

で、私が持っているのはこちら!

・Pilgrim’s Progress(2010/4th/国内CD)

好き度★★★★
再結成後、第2弾となるアルバム。

某、買い取り/販売大手のお店で
0で売ってたのを見て、妻に
「こんなのあったよ~」と薦めてみたが
意外にもあまり乗り気ではなかったようなので
自分が買う事にしました。

『K』で見せたインド音楽的エッセンスは
だいぶ控え目になってはいるが、やはり時々顔を出す。

確かなテクニックに裏打ちされた演奏、
そして抜群のグルーヴ感も健在。
曲もイイ。

日本盤にはボーナストラック3曲が追加。
それもまたイイんすよね~

参加メンバーは
・Crispian Mills(クリスピアン・ミルズ)vo,g
・Alonza Bevan(アロンザ・ベヴァン)b
・Harry Broadbent(ハリー・ブロードベント)key
・Paul Winterhart(ポール・ウィンターハート)ds
の4人。
キーボードのハリー・ブロードベントのみ、
オリジナル・メンバーでは無かったが現在では初代key、
Jay Darlington(ジェイ・ダーリントン)
が復帰、オリジナル・ラインアップが揃っています。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.152 KULA SHAKER

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