no.123

YNGWIE MALMSTEEN
(イングヴェイ・マルムスティーン)SWEDEN

どもーこんにちは!
今回はイングヴェイ・マルムスティーンです!

私のレコード棚にも一枚くらいあるんですね~

’80年代半ば以降、特に
ハードロック/ヘヴィメタルの分野で、
超絶技巧=バカテク・ギタリストが
脚光を浴びたことがありました。
その中でも早くから台頭し、草分け的存在なのが
イングヴェイ・マルムスティーンかと思います。

しかし私はこういった超絶技巧ギタリストに
ほとんど興味を示しませんでした。
なんでだろ?自分もギタリストなのにね。

昔、速弾きモノならなんでも好きだという友人がおり、
彼からソレ系をいろいろ聴かせてもらったが
どうもピンと来なかったな~
多分原因はバックがギターをプッシュするための
伴奏に終始していてつまらない、
という作品が多かったから。

話は変わりますが、私は根っからのバンド好きで、
ソロ・アーティストのレコードというのは
あまり持っていません。
持ってたとしてもシンガーソングライター系の物が多く、
ギタリストのソロ・アルバムなんてのは
ほとんど持ってません。

なのに何故あるのか?
随分長い間聴いてませんでしたが、
記憶をたどってみると前述のとは別の友人から
「君の音楽づくりに共通するものがあると思う。
気に入ると思うから聴いてみ?」
というような事を言われて、そう言うなら、と
買ってみた・・・という経緯を思い出しました。
かれこれ30年くらい前の話ですな。

それがこちら。

Fire And Ice(1992/6th/国内CD)

好き度★★★☆☆
私の音楽づくりとどの辺に共通点があるのかは
よくわからないのは、30年前の印象と同じ(^^;)
しかしギターのテクニックはまあ凄まじいものです。
よくこれだけ速く弾けるなと思います。

しかしバンド好きの私は、
これがちゃんとしたバンドだったらもっと
好きだったんじゃないのかな・・・と
思ってしまいました。

一応本作も、固定メンバーでバンド形式で
レコーディングされています。
もちろん周りのメンバーも手練れ揃いなんでしょうけど、
まあバック・バンドに徹している感じ。
イングヴェイのソロなんだから
それでいいのかも知れないけど・・・

もっと他のパートとの音的な力関係が対等で、
“みんなで作ってる”感がより強調されていれば、
かなり好きかも。
本作でも聴かれる、クラシック的なフレーバーを
盛り込んだサウンドは個人的には好きなので。

アルバムの印象としては、
バカテク+クラシカルフレーズ+様式美ハードロック
という感じ。
ギターはマジでスゴイ。
ただ私個人的にはソコがツボじゃなかっただけの話です。

あと、トレードマークのストラトかな?
いい音してます!

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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