THE GUESS WHO(ザ・ゲス・フー) CANADA

どうも、お久しぶりです。
今回はゲス・フーです!

私がこのバンドについて知ってる事は多くありません。
とにかく情報が少ない。
頼みの○ィキペディアにも詳しくは書いてないし・・・
ま、今時、ネットを駆使すればそれなりに
情報は集められるでしょうけど、
それに膨大な時間を費やすのもなあ?

という事で、
私がゲス・フーについて知っている事はこれくらい。

・カナダのバンドである。
・’60年代中ごろから活動。
・代表曲『アメリカン・ウーマン』が全米1位を獲得した。
・元メンバーに、後に
バックマン・ターナー・オーバードライブを結成する
ランディ・バックマンがいた。

こんなものでしょうか。
先述の『アメリカン・ウーマン』以外にも
ヒット曲が多数あるようですが、
何故か○ワーレコードのサイトで調べる限り
国内盤CDもベスト盤を除き無いみたい。
ここ日本での人気が無いんでしょうかね。

ですから音を聴いて感じるままを書くしかありません。

その音楽性ですが、時期によっても違うんでしょうが、
私が持つ2枚のアルバム(’70年代初期)では
落ち着いた感じの余裕あるロックに、
ややハードロック風味が加えられている、
といった感じでしょうか。

カナダ出身だからなのか、アメリカンぽいのか
ブリティッシュぽいのか、どちらとも言えないのが
特色と言えば特色か?

このバンドの聴きどころは、ヴォーカリスト、
バートン・カミングスの圧倒的な歌唱力だと思います。
高音でシャウトしても声が太いまま、
正確なピッチでビブラートを自在に操る。
シャウトしていない時の歌声もまた
余裕、余力を感じさせます。

タイプとしてはロッド・スチュワート、
スティーブ・マリオット、ジョン・フォガティらと
同じ系譜のシンガーと言えるのではないかと。

また、コーラスを多用するバンドではなさそうなのに、
使うときはかなり凝った使い方をしてくるのが面白い。

あと、ちなみになんですが・・・バンド名。
日本語表記の場合、英語のTheを無視して
「ゲス・フー」と書く事が多いようです。

では、所有アルバムです!

オリジナル・アルバム

・Rockin'(1972/10th→8th/輸入LP)

好き度★★★★
いったい、これが通算何枚目なのか・・・
ウィキペディア英語版によると、
バンド名に変遷があり、
Chad Allan & the Expressions (Guess Who?)時代、
The Guess Who?時代、そしてThe Guess Who時代とあり、
それらを通算して10作目とさせていただきました。

・・・とここまで書いてて、発見!
本作の2枚後に、『#10』というアルバムがある!
って事は、本作が8枚目、
Chad Allan & the Expressions (Guess Who?)時代の2枚は
ディスコグラフィに含めないってのが
定説なんですね。

本作リリース時のメンバーは
・Burton Cummings(vo,key)
・Kurt Winter(g)
・Greg Leskiw(g)
・Jim Kale(b)
・Garry Peterson(ds)
の5人。 
ランディ・バックマンはすでに脱退したもよう。

アルバムを聴いての印象は大体上に記したとおり。
かなり内容は良いし、演奏も上手いと思います。

・Flavours (1974/12th/輸入LP)

好き度★★★★
『Rockin’』の時のギター二人は脱退し、
本作ではDomenic Troianoのワン・ギター体制となる。
ベースもBill Wallaceに交代。

本作は随分バラエティーに富んだ印象を受けます。
ハードロック風味なのは変わらないが、
フォーク・ロック風、
プログレ風の曲などが色々飛び出してくる。
まあ、ベスト盤を聴けばそれらの要素は
元々このバンドにあったものだとわかるんですけど。

飽きの来ないいいアルバムだと思います。

コンピレーション・アルバム

・The Best of The Guess Who(1971/輸入CD)

好き度★★★★★
ベストなんだから良くて当たり前。
しかし当然の如く★5つをあげたくなるほど
イイ曲揃いなのはスゴイ。さすが!

1968-1970年の間に発表されたシングルから
主に選曲されていますが、
これだけイイ曲揃いなら、きっとオリジナル・アルバムを
聴いても楽しめるだろうと容易に想像できます。

おおむねリリース順に収録されていますが、
最初の方はややスタンダード・ナンバー的な
雰囲気があり、優雅ながらドラム、ベースのリズム隊が
やたらロックっぽくてアンバランスさが面白い。
ギターのコードワークもオシャレだったりする。

3週連続全米no.1ヒット、⑤「American Woman」は
ワイルドなバートン・カミングスのヴォーカルが
堪能できる。

⑥「No Sugar Tonight/ New Mother Nature」は
メドレー形式。
美しいアコースティックギターに続いて
パワフルなリズム隊が絡んでくる
アコースティック・ロックだが
後半はエレピも加わりファンキーに展開する。
最後に2曲が合体する構成は見事で、傑作!
これも全米1位を獲得したらしい。

ドラマティックな⑨「Share the Land」、
⑩「Do You Miss Me Darlin’?」、
ハードロック全開の⑪「Hang on to Your Life」等、
バラエティーに富み飽きさせる事がない。

こんなにいい曲がたくさんあるバンドだし、
売れてもいるのに、現在国内盤の発売が無いのは
なんでだろう?不思議・・・
確かに、ルックス的にはちょっとパッとしないかも・・・
でも、そんなバンドいっぱいいるしねぇ?

ではでは、今回はこの辺で!
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.108 THE GUESS WHO

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