どうも!
プロ野球は交流戦も中盤戦。
我がカープは例年通りの絶不調ですなぁ。
あ、これは関係ないか(^_^;)
今日はこちら!
GENTLE GIANT(ジェントル・ジャイアント)U.K.
私はプログレッシブ・ロックが大好きです。
ですが当然ながら、プログレなら何でも好き、
というわけではありません。
中にはどうもハマれなかったものもあります。
ジェントル・ジャイアントも、私にとっては
そんなバンドのひとつ。
ロック史、プログレ史の中での知名度からいっても
A級と言える存在。
後進のバンドでも、彼らから影響を受けたバンドは
多いとの評価を受けていますが・・・
私は2枚買ってみて、その後買い進めようという
気にあまりなれず、増えていません(^^;)
1970年デビュー時のメンバーは
・Derek Shulman(デレク・シャルマン)vo
・Kerry Minnear(ケリー・ミネア)key
・Gary Green(ゲイリー・グリーン)g
・Ray Shulman(レイ・シャルマン)b
・Martin Smith(マーティン・スミス)ds
・Philip Shulman(フィリップ・シャルマン)sax
担当パートは代表的なものを記しましたが、
ほぼ全員が複数の楽器を演奏するマルチプレイヤーで、
楽器の持ち替えも普通に行っていたらしい。
ちなみに3人いるシャルマンは兄弟。
私なりに、何故ハマれなかったのかを考えてみると、
一言で言うと「わかりずらい」からかな・・・
よくプログレが苦手な人が言うセリフですね。
もちろん、私も常々
「わかりやすい」=「良い」では無いと思っていますが、
何て言うんでしょうね、
すぐ私の心を掴むようなものが無かった、
とでも言いましょうか・・・
その音楽自体は基本的には美しく、
かつポップなものだと思います。
クラシック、ジャズなど様々な音楽性を吸収しながら
ミクスチャー的なごちゃ混ぜ感を醸し出す。
音楽そのものが難解なタイプのバンドでは無いと思います。
しかしながら各楽器の重層的なリズムに、
巧みなコーラス・ワークが絡み合い、
個人技よりもアンサンブル重視で
複雑で独特な世界を構築。
それはまるで音楽の複雑さを楽しんでいるかのようで、
わかりやすく平易である事を拒否しているようにも思える。
また、複雑なアレンジをある種パロディ的に
聴き手に提示してきているように感じるフシもある。
ただ、今回聴き直してみて、
以前よりも遥かに印象は良かったです。
要するに、理解するのに時間がかかるって事???
私の頭が付いていけてなかったのかな😫
では所有アルバムです!
・Acquiring the Taste(1971/2nd/国内CD)
好き度★★★☆☆
最初に聴いたときは全く引っかからず、
何度聴いても頭に入ってこないな~と思っていましたが、
ブログを書くにあたり聴き直してみたら、
いいところが見えてきた!(今頃?)
上の文章も本作を聴きながら書いたので
おおむね本作の感想と言っていいです。
タイトル曲④「Acquiring the Taste」は
短いインストだが本質的な美しさがあり、
ほっこりする。
・Octopus(1972/4th/国内CD)
好き度★★★★☆
最初に聴いたのはこのアルバムでした。
遠い昔、20代なかばの頃。
代表作っぽかったし、
ロジャー・ディーンの描くジャケットも有名だったから。
ドラマーが3rdで代わり、さらに本作でまた交代。
John Weathers(ジョン・ウェザーズ)が叩いていますが、
凄くパワフルなサウンドが印象的。
2ndよりもハードロック色がやや強い。
長年、あまりピンと来てなかったが
やはり今回の聴き直しでの印象は悪くない。
ただ、⑦「Think of Me with Kindness」だけは
当初から大好きでした。
素直な美しいバラード。
バンドは’80年まで続き、オリジナル・アルバムは
11枚を数える。
これまでの印象よりだいぶ良かったので、
また気が向いたら買ってみようかな?
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
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