こんばんは!
最近投稿ペースがゆっくりですが・・・
今回はこちら!
FIELDS(フィールズ)U.K.
前回に続き、プログレッシブ・ロック界に
唯一のアルバムを残して消えたバンド。
とは言え、こちらの方がずっとメジャーな存在ですが。
しかしながら同名異バンドが複数いらっしゃるみたい。
短くて一般的な単語のバンド名は
検索が難しくなりますな。
由来はメンバーの名前からなんですけどね。
メンバー構成は以下の通りです。
・Graham Field(グラハム・フィールド)key
・Alan Barry(アラン・バリー)vo,b,g
・Andrew McCulloch(アンドリュー・マカロック)ds
キーボード・トリオ、ベーシストが歌い、
ギターも弾くという点でEL&Pと同じ編成。
期待通りにキーボードが大活躍ですが
曲調はこちらの方がややバラエティーに富むか。
グラハム・フィールドは元レア・バードの創設メンバー、
アラン・バリーは後にキング・クリムゾンで活躍する
マイケル・ジャイルズやピーター・ジャイルズと活動。
アンドリュー・マカロックも元クリムゾンと、
それぞれが既に実績を挙げている三人で結成されたが
そのきっかけはフィールドが旧知の中である
キング・クリムゾンのロバート・フリップに
音楽を続けるか相談したところ、
マカロックを紹介された事に始まるらしいです。
何かとクリムゾンと縁があるバンドなんですね。
その唯一のアルバムがこちら。
・Fields(1971/1st/国内CD)
好き度★★★★☆
実は私も去年初めて聴いたんですが、
かなり内容はイイですよ、コレ。
ジャケットも美しいね!
クラシカルなフィールドのキーボードが十二分に堪能でき、
またバリーのヴォーカルもいい味があります。
そしてクリムゾン、またグリーンスレイドでも聴ける
マカロックのテクニカルだがちょっとドタドタした
ドラムも存在感十分。
曲調としては、いかにもキーボード・トリオな
ELPっぽい曲もありますが、
大らかなでアーシーなノリの曲もあって、
サウンドもかなりヘヴィー。
ELPやヘヴィーなオルガン・ロックが好きな人なら、
気に入る確率は高いんじゃないかと思いますが・・・
しかしこれほどの良作を生みながら、
わずか1作のみで解散。
もっと継続的な活動が出来ていたら・・・と
思うと非常に残念ですね。
実はこの後、バリーに代わり
Frank Farrell(フランク・ファレル)を迎え、
2nd『Contrasts: Urban Roar To Country Peace』を
レコーディングしていましたが未発表。
2015年になってようやく発売されました。
ではこの辺で!
お付き合いいただきありがとうございました!
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