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第84回はこちらです!

 

FACES(フェイセズ)U.K.

イギリスが誇る名バンド。

前身のスモール・フェイセスから、ギター、ヴォーカルの
スティーヴ・マリオットが脱退、
メンバー補充のため
・Rod Stewart(ロッド・スチュワート)vo
・Ron Wood(ロン・ウッド)g,vo
が加入。
元々いた3人、
・Ronnie Lane(ロニー・レーン)b,vo
・Ian McLagan(イアン・マクレガン)key
・Kenney Jones(ケニー・ジョーンズ)ds
と合わせて5人組となったのを機に、
バンド名もフェイセズと短くなりました。

バンド名だけでなく音楽性も大きく変化しました。
モッズ、ブリティシュ・ビートバンドだった
スモール・フェイセス時代とは打って変わって、
ルーズなノリのロックンロールを得意と
するようになります。

私個人的には、聴き始めたのが遅く、
すごくツボにハマる程ではなく思い入れも
そんなに強くありません💦
その割にはオリジナル・スタジオ・アルバムは
今月、全部揃いました(笑)

が、私なりに感じた特徴は、
あまり起承転結がハッキリした曲は多くなく、
ややフリーフォームな演奏を繰り広げる場面が多い。
ということは展開に乏しいとも言えますが、
きっと魅力はソコでは無いのでしょう。
演奏陣のプレイはひたすら渋く、
そこに圧倒的な歌唱力のロッド・スチュワートの
ヴォーカルが乗る。

どっちかっていうと通好みなバンドかも知れませんね。

では所有アルバムです!

・First Step(1970/1st/国内CD)

好き度★★★☆☆
この1stと、次の2ndは、私、今月買ったばかりで
まだ2回しか聴いていないのでとりあえず
★3つとしておきます。

一般的には初期のアルバムの方がメンバー間の
パワーバランスは取れているとされます。
ロッド・スチュワートという強力なヴォーカリストを
擁しますが、ベースのロニー・レーンが
ヴォーカルを取る曲もあります。

④「Stone」もそんな曲のひとつで、ちょっと
トラディショナルな風味のある
アコースティック・ナンバーですが、
なんとバンジョーを弾いているのは
ロッド・スチュワート!しかも上手い。
あまり楽器をプレイするイメージのないロッドの
新たな一面を知ることができました。

⑥「Flying」はいかにもな王道ロック。

・Long Player(1971/2nd/国内CD)

好き度★★★☆☆
ポール・マッカートニーの
⑤「Maybe I’m Amazed(恋することのもどかしさ)」の
カヴァーを収録。この曲と、
⑧「I Feel So Good」はライヴでの演奏。
⑧での、テンポを変えずにシャッフルと非シャッフル
(って何て言うんだ?)を行ったり来たりするのは
フェイセズのお得意であり特徴でもあります。

・A Nod Is As Good As a Wink… to a Blind Horse
(1971/3rd/国内CD)

好き度★★★★
邦題は『馬の耳に念仏』。
恐らくは最も有名なアルバム。

代表曲である⑤「Stay with Me」を収録。
この曲のカッコ良さは群を抜いている。
しかし、この曲にしても構成は
イントロとエンディングのアップテンポの部分と
その間に挟まれたヴォーカルパートの
2パターンしかない、非常に単純なもの。
それをここまでカッコ良く聴かせるのが
フェイセズのセンス、演奏力の真骨頂でしょう。

・Ooh La La(1973/4th/国内CD)

好き度★★★☆☆
フェイセズ最後のスタジオ・アルバム。

バンドと並行していたロッドのソロ活動が
大きな成功を収めると、次第にフェイセズは
ロッドのバックバンド化していき、
メンバー間には亀裂が生じます。

結局本作リリース後、リーダー格の
ロニー・レーンが脱退、後任に元フリーの日本人、
山内テツが加入するもアルバム発表はないまま
バンドは解散します。

バンド内の状態が良くない中で制作された割には
出来はそう変わらないと思います。

タイトル曲⑩「Ooh La La」は初めて
ロン・ウッドのリード・ヴォーカルを収めた曲。

以上です!

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.84 FACES

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