9月最初の投稿です!

 

今回は・・・

 

ENYA(エンヤ)IRELAND

エンヤは、私ンちの棚のコレクションの中では異色。
ロックでもなければバンドでもないからです。
’89年、アルバム『ウォーターマーク』からの
シングル「オリノコ・フロウ」の大ヒットを
リアルタイムで体験して、
今まで聴いたことのないサウンドに衝撃を受け、
ハマってしまいました。

一時は、「自分はこういう音楽が一番好き
なのかもしれない」と思ったほどでした。
現在もそうだとは言えませんが(^_^;)

1961年、アイルランド生まれ。
本名はEithne Ní Bhraonáin。
こう綴ってエンヤ・ニ・ブレナンと読む。
Eithneを多くの人が読めないため、
発音と同じEnyaとしたそうです。

兄や姉たちはバンド、CLANNADで活躍、
エンヤも一時期在籍していましたが
より自分の音楽を追求するため脱退、
ソロ活動に転じます。

そのサウンドは、ちょっと聴いただけでも
すぐに彼女の作品とわかるほど特徴的なもの。

その特徴とは、何十回、何百回とも言われるほど
自分の声を重ね録りした、
ボイス・オーケストレーションによる重厚な音。
さらに、通常ならやりすぎでは?と思われるほど
深くかけたエコーにより幻想的で荘厳な
雰囲気を醸し出します。

ヴォーカルはもちろん、全ての楽器をエンヤが担当と
多くのアルバムでクレジットされています。
使用楽曲は詳しく書いてないですが、恐らくは
シンセサイザーを中心としたキーボード類が
メインと思われます。
演奏は意外とシンプルで、やはり例の
ボイス・オーケストレーションが最大の売りでしょうが、
アルバムには必ずピアノ等を中心とした
インストゥルメンタルが数曲収められています。

通常のポップスのようにドラムス、
エレキギター&ベースを使わないそのサウンドは
ヒーリングミュージック、ニューエイジミュージック
とも近しく、実際ニューエイジとジャンル分け
されている事も多い。

曲調としてはクラシック、教会音楽、
アイリッシュやケルト・トラディショナルなど
様々な要素があり、バラエティーに富むが、
前述した個性的なサウンド・メイキングにより
どれを聴いてもエンヤ印とわかる作品作りです。

どの曲も美しく、癒し効果大なため、
TVなどでも様々な場面でBGMとして使われています。
私が体験した中では、プラネタリウムの
BGMで使われていました。
星空を眺めながらの音楽には本当にピッタリでしたが、
眠くなるんだよな・・・(^^;)

ちなみに、歌詞を手掛けるのはローマ・ライアンで、
英語のほかゲール語というアイルランドの言語をはじめ
様々な言語が使われています。
ローマの夫、ニッキー・ライアンがプロデューサーを務め、
本人と合わせて3人でチーム「Enya」とも言えます。

では以下、所有アルバムです!

オリジナル・アルバム

 

・The Celts(1986/1st/国内CD)

好き度★★★★
実質的なソロ・デビュー作。
英BBCのドキュメンタリー番組『The Celts』の
サウンドトラックをまとめたもの。
後のオリジナル・アルバムに比べると
エコーがやや控えめなためシンプルな印象を受けますが
独自の手法は既に確立されています。

・Watermark(1989/2nd/国内CD)

好き度★★★★★
前作はTV番組のために制作されたもので、
多少の制約があったかも知れません。
全て自分の思うがままに、という意味では第一作
とも言えるでしょう。

初めて聴いた故に私自身の衝撃度、印象は最も強い。
大ヒットした⑦「Orinoco Flow」はじめ、
どの曲も素晴らしいが大のお気に入りはラストを飾る
⑪「Na Laetha Geal M’óige」。
トラッド風な哀愁漂うメロディと
バグパイプ風の音色がたまらない!

・Shepherd Moons(1991/3rd/国内CD)

好き度★★★★
あくまでも私見ですが、各アルバムごとに
あまり大きな違いは無いように思えるので
だんだん書くことがなくなってくる💦

ただ、それは全部聴かなくてもいいという意味では
決してなく、非常に高いレベルでの話なので
どれも良いのです。

★の数の違いにさほど意味はなく、
まあ印象の強さによりますかね(^^)

・The Memory of Trees(1995/4th/国内CD)

好き度★★★★
タイトル・トラックである①「The Memory of Trees」
からしてお見事!
荘厳で美しいボイス・オーケストレーションで
一発で聴き手をエンヤの世界に引き込む力がある。
あとはその世界に身を委ねればいいだけ。

・Amarantine(2005/6th/国内CD)

好き度★★★★
前作の5th『a day without rain』を持っていません。
多分、妻が持っていてかぶるから
買わなかったのでしょう。。

相変わらずイイですが、
特筆すべきは⑦「Sumiregusa(菫草)」で、
初めて日本語で歌われた曲。
それが究極に美しいメロディにのせられていて、
個人的には超傑作と思っています。

・And Winter Came…(2008/7th/国内CD)

好き度★★★★
邦題は『雪と氷の旋律』。
制作が始まった当初はクリスマス・アルバムとなる
予定だった。
実際、⑫「Oíche chiúin(きよしこの夜)」などの
クリスマス・ソングも収録。
しかし制作が進むにつれてイマジネーションが膨らみ、
クリスマスに限定せずに冬をテーマとした
アルバムに仕上がった。
タイトルやジャケット写真が示すように
冬が似合いそうな曲が並びます。

⑪「My! My! Time Flies!」では珍しく
ドラムス(リズム・マシンと思われる)や
ゲスト・プレイヤーを迎えてのエレキギターによる
リード・ギターがフィーチャーされています。

今のところ最新作は2015年の
『Dark Sky Island』ですが、
これも持ってないなあ・・・
近いうちに買おうっと。

ベスト・アルバム

・Paint the Sky with Stars(1997/輸入CD)

好き度★★★★
エンヤ初のベスト。
⑤「Only If…」と⑫「Paint The Sky With Stars」は
本作のために用意された新曲で、
これが聴きたいから買いました。
⑤は珍しくアップテンポの曲。

以上です!

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.81 ENYA

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