4月最初の投稿です!

春ですな~

 

CREAM(クリーム)U.K.

今回はクリームです。
そう、ロック史上、最重要バンドの一つとされ、
ハードロック/ヘヴィメタルの源泉とも言われる。

また既に実績のあるメンバーたちで結成される
いわゆる「スーパーグループ」の最も初期的存在。

・・・でありながら、私はやっと一枚、
しかもここ3年以内に初めて入手するというありさま。
一体何故か?

私はどうも、エリック・クラプトンにあまり
興味が持てないようなのです。
別に嫌いな訳じゃないんですけど、
ロックを聴くようになってこのかた、
どうしても買って聴かなきゃ!
という気になった事がありません。
(例外として、「ベルボトム・ブルース」が
聴きたくてデレク&ドミノスを買った事はある)

「ギターの神様」とも言われるクラプトン氏。
しかしどっちかっていうと私には8~90年代、
アコギを持ってヒット曲を飛ばした
シンガーソングライターの印象が強く、
そのせいもあるかもしれません。

 

まあ理由を考えても仕方ない。

せっかく我が家の棚にあるのなら楽しみましょう。

・Wheels of Fire(1968/3rd/国内LP)


好き度★★★★
邦題『クリームの素晴らしき世界』。
このアルバムとて、企画モノのバンドでクリームの
コピーバンドをやることになり、
音源ないんだよな~とこぼしていたら
奥さんが買ってきてくれたからウチにある。

しかし!
今回改めてじっくり聴いてみると・・・

いやー、いいわ。
さすが、ロック史上にその名を残すスーパーグループ。
人並みはずれた才能を持つレジェンドの集団。
これだけ今日まで評価されてるんですもん、
そりゃあ悪いはずがないでしょう。
あとは好みの問題ですね。

LP2枚組で、
1枚目はスタジオ録音、2枚目はライブという構成。

 

スタジオ録音では、
ソングライティングのうまさ、そして
ジャック・ブルースのベースもさることながら
ヴォーカルのカッコ良さが堪能できます。

曲調はポップさを持ちながらも多岐にわたり、
中近東風のアレンジもフックが効いている。

そしてライブでは、伝説的でもある
インプロビゼーションの応酬が繰り広げられる。
しかしトリオという最小編成のためか、
収拾がつかなくなるような感じでは全くなく、
それぞれのプレイがよくわかります。

クラプトンのギターも聴きごたえがあるし、
ジンジャー・ベイカーのやや音像が高めのドラムも
とても歌心を感じさせるものです。

ロックが進化し、一気に多様化していくさまを
よく表した、極めてレベルの高い一枚、と思いました!

ではでは、この辺で・・・

お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.62 CREAM

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