どもー
この企画も60回めとなりました！
今回はこちら！
COLOSSEUM(コロシアム)U.K.
私は自他共に認めるプログレ好きですが、
一口にプログレと言っても千差万別。
自分の好みからすると、いわゆる
ジャズ・ロック系と言われるタイプのバンドは
比較的、苦手な事が多いです。
このコロシアムもそっちの系統と言われるバンドです。
一枚しか持っていないのですが、
これは非常に好き！
それがこのアルバムです。
・Colosseum Live(1971/輸入CD)
好き度★★★★☆
ライブ・アルバムですが最高傑作との呼び声高いので
買ってみました。
録音時のメンバーはデビュー時とは変わっていて、
・Jon Hiseman(ジョン・ハイズマン)ds
・Dave Greenslade(デイヴ・グリーンスレイド)key
・Mark Clarke(マーク・クラーク)b,vo
・Dave “Clem” Clempson(クレム・クレムソン)g,vo
・Chris Farlowe(クリス・ファーロウ)vo
という布陣。
みなさん、何度となくロック史にその名が登場する
重要人物ばかりですね。
お名前を検索すればいくらでもその経歴や情報が
出て来ると思います(ので詳しくは書きません)。←手抜き？
ジャズ・ロックというと、
あくまで私見ですが、涼しい顔をして冷静に
激ムズなプレイをこなすような感じが多い
ような気がしますが、
このバンドの場合、基本にブルースがあります。
ブルースを基調に、ジャジーで熱い演奏を
ハイテンションで繰り広げる、
極めてロック的なバンドという風に思います。
そこに気取った感じはなく、
ひたすら熱い。暑苦しいと言ってもいい・・・かな？
イケイケなんですよ。
各メンバー、このコロシアムの前や後でも
最前線で活躍した猛者の集団。
そんな人たちのパワー全開の演奏は凄まじい。
その演奏にも負けないのが、コロシアム
クリス・ファーロウのヴォーカル。野太い声のまま、
一気にハイト－ンへと駆け上がる様は圧巻！
そんな楽器陣とヴォーカルの緊張感ある
せめぎ合いが楽しめるのが、
⑦「Lost Angeles」。最高の演奏です！
他に、シングル・ヒットした曲である
②「Walking In The Park」も収録。
時折挟まれる、各パートの単独のソロなどには
時代を感じるし、音だけだとちょっと退屈に
思ってしまう面も無くはない。
しかし今はそういう事をやるバンドは
めっきりいなくなってしまったし、
こういうのがあってもいいじゃないか、って思いました。
ライブだったら、面白いと思うんですよね。
ただし聴かせるウデがあれば、ですが(^_^;)
そのうちスタジオ・アルバムも聴かなきゃね。
バンドはこのライブ・アルバムを最後に解散。
その後、創始者ジョン・ハイズマンを中心に
コロシアムⅡが登場しますが、
コロシアムの流れをくむものではなく、
フュージョンに近い別モノのバンド、
と言ってもいいでしょう。
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました！
ABC友の会公式HP
http://abc-tomonokai.com/
ABC友の会公式Twitter
https://twitter.com/abc_tomonokai