2021年2月9日、
世界的なジャズ・ピアニスト、
チック・コリア氏が79歳で亡くなりました。
普段ジャズは聴かない私ですが、
チック・コリアについては少しだけ思い出と、
不思議な縁があったのでちょっと書きたいと思います。
私の母方の叔父(母の弟)は
私より20くらい年上で、現在70歳くらいかな？
私が幼少の頃はよく可愛がってくれました。
小学生くらいの私から見ると、
スポーツカーに乗り、自分の部屋には
高価なオーディオを揃えて、
レコードをいっぱい持っている、
カッコイイお兄さんでした。
そのオーディオルームで、
叔父にチョイスしてもらって
レコードを聴く、というのが楽しみでしたが、
その中の一枚にチック・コリアの
「リターン・トゥ・フォーエヴァー」があり、
何故か私はそれを気に入り、
よくかけてもらいました。
当時はまだ子供だったし、
それがジャズだか何だかもわからないまま聴いてました。
やがて自分はロックに目覚め、
チック・コリアのこともいつしか忘れていきました
(もちろん、世界的なピアニストという知識は
ありましたけども)。
それがどういうわけか、この2月に入って
急にチック・コリアのことをを思い出しました。
確か「リターン・トゥ・フォーエヴァー」だったな、
海の上を鳥が飛んでるジャケットだったな、
イントロで女性のスキャットが入ってたよな？
・・・と、意外なほど覚えていて、
無性に音を確認したくなりました。
早速YouTubeで試聴すると、
「そうそう、これこれ！」
まあ、当時は子供だったんで、
このイントロくらいしか覚えてなかったんですけどね(笑)
すると、その数日後に氏が亡くなったというニュースが・・・
ちょっと不思議な体験でした。
あまり私はそういうのを信じる方ではないんですが、
いわゆる虫の知らせ的なものがあったんですかね。
ともあれ、子供時代に楽しい時間を過ごさせてくれた
チック・コリア。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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