今回は1970年に唯一のアルバムを残したこちらのバンド!

CZAR(ツァール)U.K.

どちらかと言えばマニアックな部類に入るでしょう。
私も知りませんでしたが、
よく行くロックバーで教えていただきました。

まず、読み方がわかりませんでした(笑)
イギリスのバンドだそうです。

このバンドの音的な特徴を表すキーワードは、
ハード/ヘヴィ/サイケ/プログレ/オルガン/メロトロン
といったところでしょうか。

メンバーは
・Bob Hodges(key,vo)
・Del Gough(ds)
・Paul Kendrick(b,vo)
・Mick Ware(g,vo)
・Dave & Roger(noises)
最後のnoisesというのはよくわかりませんが・・・

そしてその唯一のアルバムがこちら。

・Czar(1970/1st/輸入CD)

好き度★★★★
ジャケットも何だかよくわからないけど(笑)

全編にわたってメロトロン、オルガンが多用され、
それだけでも音的に好きな人はハマれるかも。
曲調は基本的にハード・ロック調ですが、
①「Tread softly on my dreams」は
キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」っぽい!

また②「Cecelia」もユーライア・ヒープっぽかったりして。
時期的にも全く同時期なので、
この頃、こういうサウンドは流行りで
同傾向のバンドはいっぱいいたんだろうな~と思わせます。

全体的には70年代っぽさと合わせて60年代の香りも
多分に残っていて、⑥「Today」あたりは
そのテの秀作!

ヴォーカルの感じは少しムーディー・ブルースっぽくもあり、
非常にハーモニーを多用するのも特徴。

たった1枚のアルバムを残して消えた
B、C級バンドかもしれませんが、
内容は非常にいいです!

因みに私の持っている2002年版CDには
ボーナストラック2曲を収録しますが、
それはちょっと毛色が違うかな。

ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!

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おざきゆうすけン家の棚no.69 CZAR

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