ギターおざき

 

こんにちは!

早いもので今年ももうすぐ半分が終わり。

いろいろありすぎて飛ぶように過ぎていきましたね。

日常が戻りつつありますが、

驚異が去った訳ではありません。

 

しかし我がABC友の会も練習再開しました!

何とか頑張っていきたいですね!

 

第23回はこのバンドです!

BAD COMPANY (バッド・カンパニー) U.K.

今回はそこそこビッグネーム、通称バドカンです!

しかし今回もまた、私的にはそんなに大好き!
という程ではなく、まあまあ、といったところで
あまりテンションが高くないのはご容赦くださいm(__)m

全体としては、ブルースをベースに、かなり
アメリカン・ロックを意識したハードロック、
というところでしょうか?

では所有アルバムです!
・BAD COMPANY (1974/1st/国内CD)
好き度★★★★
オリジナル・メンバーは
Paul Rodgers (vo) 元FREE
Mick Ralphs (g) 元MOTT THE HOOPLE
Boz Burrell (b) 元KING CRIMSON
Simon Kirke (ds) 元FREE
の4人。各メンバーの来歴が示すように、すでに実績のある
ミュージシャンたちによって結成されたスーパーグループ。

このうちRodgers、Kirkeの2人は元FREEで、
FREEがこのバンドの母体となったと言ってもいいと思います。

私は、FREEは大好きです。
広い意味でハードロックにジャンル分けされる事が多いですが、
あまりハードな演奏は少なく、どちらかと言えばもの静かで、
音も隙間が多くスカスカなのですが、
何とも言えない緊張感が漂い、静かにメンバーが
個性をぶつけ合うようなサウンドが好きです。

しかしこのBAD COMPANYでは、そのような緊張感は感じられず、
むしろリラックスした雰囲気でロックを楽しみたい、
というような方向性を感じ取れます。

シングルとして大ヒットした①「Can’t Get Enough」からして、
そんな雰囲気が全開です。作者であるMick Ralphsの、
ぶ厚いギター・サウンドがたまらない。
私個人的にはバドカンで最も好きな曲です。

以降も、非常にリラックスした雰囲気の楽曲が続きます。
全体を通して聴けば、このバンドはFREEとは
全く違うコンセプトなんだという事がよくわかります。

ちなみに、③「Ready for Love」はRalphsが以前在籍していた
Mott The Hoopleで、自身のヴォーカルで発表していた曲。
ここではRodgersが歌います。

なおBoz BurrellはかつてKing Crimsonにヴォーカリストとして
入る際、ベースは弾けなかったが教えられて
ベース兼ヴォーカルとなったという話をどこかで読みましたが、
BAD COMPANYでは私が知る限りヴォーカルは
取っていないようです。

・STRAIGHT SHOOTER (1975/2nd/国内・輸入LP)

好き度★★★★
リラックスした雰囲気が強く、ややもすれば印象に残りにくい
楽曲が多かった前作から一転して気合いの入った
①「Good Lovin’ Gone Bad」で幕を開ける。

②「Feel Like Makin’ Love」もフォーキーながら
サビではヘヴィーなロックっぽいギターリフが炸裂する名曲。
ややアメリカ指向の全体にあって、ブリティッシュ・ロック
ここにありといった存在感があります。
シングルとしてもヒットしました。

④「Shooting Star」もトラディショナルな雰囲気も湛えた
アコースティック・ロックの秀作。

さらに、ハードな⑤「Deal with the Preacher」、
雄大な⑦「Anna」など、前作よりも
メリハリの効いた作りになっています。
久々に聴いたんだけど、いいっすね!
冒頭、テンション低めとか言ってすいませんでしたm(__)m

余談ですが、私、持っていないと勘違いして、
このアルバムを2枚買ってしまいました。
どちらも中古LPですが、国内盤と輸入盤。
ビミョーに色合いやレイアウトが違うのです。
そんな本作、前作共にジャケットデザインはヒプノシス!

・RUN WITH THE PACK (1976/3rd/国内CD)

好き度★★★☆☆
前作のメリハリ路線を継承した3作目。
ハード路線、ブルージー、バラード調などが
いい具合にミックスされています。
③「Honey Child」のイントロがカッコいい!
中でも⑥「Silver, Blue & Gold」はちょっと
ビートルズっぽいコーラスも登場するバラード。
Ralphsのギターが素晴らしい。
この人はハードなサウンドもすごくいいけど、
それだけじゃない幅の広さがありますね。控えめなんですけど。

しかし、前作に比べてやや小粒というか、
こじんまりしたように感じるのは気のせいでしょうか・・・?

・BURNIN’ SKY (1977/4th/国内CD)
好き度★★★☆☆
Paul Rodgersがはっぴを着ているジャケットが印象的な4作目。
前作で感じた、こじんまり感がよりハッキリと
わかるようになってしまった。

いや、決して悪くはないのです。
ちゃんと聴けばそこそこ良いんですが、どうもこじんまり感と
1stにも顕著だったリラックスムードで、
印象に残りにくいというイメージが私には
付いてしまいました。

中には当時Rodgersが結婚していた日本人の
奥様と共作した④「Like Water」のような秀作もあります。

私はきっと、このアルバム、というかBAD COMPANY全体に、
あまりよく覚えていない、という印象を持ち続けるのでしょう。
で、聴き返すたびに、「あれ、思ってたよりいいじゃん」
と思うのでしょうね(笑)

あくまでも私見でございますm(__)m

では、お付き合いいただきありがとうございました!
 
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おざきゆうすけン家の棚no.23 BAD COMPANY

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