こんにちは!
ちょっと間が空いてしまいました。
このブログも始めた当初は、
書きたい書きたいという気持ちでどんどん進めていましたが、
日に日に世の中の情勢が悪くなるニュースばかりのなか、
なかなか書くスイッチが入りづらくなってしまいました。
元々、それなりに労力が必要なのは分かっていたので、
それと今の状況があまり合わないのでしょう。
しかし、これを書くのは私の日常でもあり、
普段の自分を失わない事にもつながります。
今後もゆっくりかも知れませんが続けていきたいと
考えていますのでどうかよろしくお願いします!
節目の第20回はこちら!
ATOMIC ROOSTER (アトミック・ルースター) U.K.
いやあ~、せっかくの20回目なんですが、
あんまりこのバンドには思い入れがありませんね・・・
好きな人、すいません!
ハードロック、プログレッシブ・ロックの歴史上、
たいがい名前の上がるバンドではありますが、
私の認識としては、のちにEL&Pに参加することになる
ドラマー、Carl Palmerが在籍していたバンド、
くらいのものしか無く、
30代になってやっと、そのCarl Palmerが唯一参加した1st、
40代でもう2枚買って聴いてみましたが、
それほど私の感性を大きく揺さぶるには至りませんでした。
まあ、趣味、好みの問題だからしょうがないんですけど。
で、所有アルバムは以下の通りです。
・ATOMIC ROOSTER (1970/1st/国内CD)
好き度★★★☆☆
Carl Palmerが在籍していたということでも有名な1st。
しかしこのバンドの中心はVincent Crane(key)で、
ほとんどの作曲を手掛けています。
サウンド的にもCraneのオルガンが主役で、
このアルバムに関してはギターレスのキーボード・トリオで、
ハードロック・トリオをギターではなく
キーボードでやってみたという感じ。
バンド形態も、コンセプトもEL&Pに近いものを感じます。
しかもこちらの方が早い。
しかしPalmer(当時まだ20才!)に去られ、
同系統のEL&Pで大成功されては、Crane氏の心中やいかに?
そのせいなのか、これ以降はギタリストを加え、
ベースレスのバンドとして活動していて、
キーボード・ハードロック・トリオとしての
サウンドが聴けるのは本作のみです。
というわけで、私の所有する限りでは、この1stは唯一、
ベーシストがいる編成でレコーディングされています。
そのベース、Nick Grahamはvoも担当。
・IN HEARING OF (1971/3rd/輸入CD)
好き度★★★☆☆
ヴォーカル面強化をはかってか、
元LEAF HOUNDのPete Frenchを迎えた3rd。
ぞれより前にギターにJohn Cannも参加しており、
Carl Palmerの後任ドラマーにPaul Hammondという布陣。
ベースレスですがVincent Craneのキーボードで
低音をカバーするという手法。
うーん、悪くないんですけどねェ・・・
Pete Frenchって、もっといいヴォーカリストだと思うんですけど
いま一つ、力を出し切れていないような気がするんですよね・・・
この1枚だけでバンド辞めてるし、
あんまり合わなかったのかな?
あ、ドラムはPaul Hammondの方がヘヴィーですね。
・MADE IN ENGLAND (1972/4th/輸入CD)
好き度★★★☆☆
今作はまた、超実力派であり、’60年代初頭から活躍する
ベテラン・ヴォーカリスト、Chris Farloweを迎えての制作。
g、drもそれぞれ交代しています。
Chris Farloweについて、私はよく知らないし、
あまり聴いたこともないんですが、
とにかくCOLOSSEUM(コロシアム)のライブ盤での
超絶ヴォーカルぶりが強烈に印象に残っています。
それに比べて・・・
本作でのどこか吹っ切れていないような歌いっぷりは
どうしたことなのか。
すみませんね、あくまでも私見なんですけどね。
なんとなく、お仕事感が漂っているような。
でも次作にも参加しているようなので
そうでもないのかな?
曲調は、Farloweに合わせたか、ソウルフルな曲もあり
これまでとは違った魅力もありますが、
アルバム2枚、立て続けに(確か同時に買ったんだよな)、
名ヴォーカリストを擁しながら、その魅力を全快に感じられず、
これ以上ATOMIC ROOSTERを追いかけようという
意欲が無くなってしまいました。
ちなみに本作ではゲストミュージシャンに
ベースを弾いてもらっている模様です。
買った3枚とも、いいと思う曲もあるし、
創設者であるVincent Craneは相当な才人だろうなとは思うんですが。
では、今回もお付き合いいただきありがとうございました!
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