こんにちは。ドラムのヒビノです。
5/4のダブルヘッダー・ライブにお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
おかげさまでメンバー一同、楽しく演奏できました。
ブログ初投稿ですが、どうぞよろしくお願いします。
ドラムのこととかレコーディングのこととか、たまに書こうと思います。
さて、今日のお題「スネアの角度」。
ライブの対バンの方にも指摘されることがあるのですが、ぼくはスネアを前方(客席側)に傾けます。
言葉だけでは分かりにくいかもしれないので、2枚ほどABCのオフィシャルサイトにアップロードされている画像へのリンクを貼っておきます。
少々見にくいかもしれませんが、客席側にスネアが傾斜しているのが分かるでしょうか。
多くのドラマーは自分側に少し傾斜させるか、水平に置いていると思います。
ぼくも以前は自分側に少し傾けて置いていました。
しかし、数年前、ある映像を見たのをきっかけに前方に傾斜させてたたいてみたら、なんとも気持ちよかったのです。
振り下ろしたときに腕と手首がまっすぐ伸びるからだと思うのですが、スコーンとたたける感じです。
で、そのきっかけとなった映像がこちらです。
9分過ぎあたりから、スネアの傾きがよく分かると思います。
ちなみにHan Benninkはオランダの大御所ジャズドラマーです。
彼はレギュラー・グリップで、ぼくはマッチド・グリップという違いはありますが、見た瞬間に「これは良さげ」と直感したのです。
最初のうちは、スティックが打面にあたらずスネアのリムだけたたいて「カッ!」という音を発する、という恥ずかしいこともしばしばありました。
現在は、スネアの自分側が高くなる分、スネアスタンドの高さを低めにすることで、これは回避できています。
ABCのメンバーはみなドラムをたたくの好きなのですが、先日の練習のときに、このセッティングでたたいてみてもらったところ、「悪くないね」と言っていました。
よろしければ一度お試しください。ただし、リムをたたいて手首を痛めないようお気をつけください。