no.201
PINK FLOYD(ピンク・フロイド)その②
どもー
いよいよ日本のプロ野球も開幕!
それも見なきゃいけない(って事はないんだけど)
から大変だぁ~
それはさておき本題へ!
今回はピンク・フロイドその②、
ライブ盤や編集盤、メンバーのソロ作を紹介します。
ライブ・アルバム
・Delicate Sound Of Thunder(1988/国内CD)
好き度★★★★★
邦題は『光〜PERFECT LIVE!』。
かつて1969年の2枚組アルバム『Ummagumma』のうち、
一枚がライブを収録していたが、
フル・ライブアルバムとしてはフロイド初の作品。
ギルモア主導の新生フロイド初のアルバム
『A Momentary Lapse of Reason(鬱)』リリースに伴う
ツアーの様子を収録。
disc-1にはオープニングの①「クレイジー・ダイアモンド」
以外は全て新作『鬱』からの選曲、
disc-2には”ベスト・オブ・ピンク・フロイド”といった
曲が並べられた。
新作からの曲はほぼ原曲通りに演奏されるが、
昔からの曲はdisc-2-⑤「マネー」のように
中間部を大きく引き伸ばしてインプロビゼーションを
入れるなど、ライブならではの楽しみもある。
ラスト2曲、原曲よりぐっとテンポを落とした
disc-2-⑦「コンフォタブリー・ナム」、
⑧「ラン・ライク・ヘル」は鳥肌モノ!
私は、この時のツアーでの来日公演を見ました。
当時19歳だった私には、
ギルモア、メイスン、ライトの3人に、
ギター、キーボード、サックス、パーカッションの各奏者、
さらに3人の女性シンガーを加えた豪華絢爛な
一大ロック・スペクタクル・ショーは
とっても”オトナな世界”に感じられました。
周りのお客さん達も、自分より2周りくらい
年上の方々が多かったです。
中には、’71年の箱根アフロディーテでのライブを見たと
話している人もいました。
その時わたしゃ2歳だよ。
当時、それまでに見た海外アーティストの
どの公演よりも音が良く、
照明などの演出もスケールが大きくて
今もなお強烈な印象を私に残したライブでした。
次のスタジオ作『The Division Bell(対/TSUI)』の
リリース後、再び日本に来てくれるものと思っていたが
実現しなかったのは非常に残念でした。
・Is There Anybody Out There? The Wall: Live 1980-1981
(2000/国内CD)
好き度★★★★★
邦題は
『ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981』。
タイトルが示すように、
’79年のアルバム『The Wall』の
完全再現ライブの模様を収録。
’80年と’81年の2つのライブからベスト・トラックを
選んで構成されている。
リリースされたのは2000年で、
“もぉ~、あるんならもっと早く出してくれればいいのに”
と言いたくなるようなお宝音源。
このライブでも再現度を増すためか、
サポート・メンバーを起用しての演奏だが
やはりそれでもスタジオ盤よりかなり
シンプルな印象を受ける。
あまりの規模の大きさに、
ツアーは大赤字に終わったという伝説のライブを、
音だけではあるが余すところなく伝える作品。
編集盤
・Relics(1971/輸入CD)
好き度★★★★☆
邦題は『ピンク・フロイドの道』。
編集盤といえど、
初期のアルバム未収録シングル曲を中心にした構成で、
特に①「Arnold Layne」と③「See Emily Play」は
バレット作の名曲なのでファンなら押さえておきたい1枚。
それ以外は1~3作目からの選曲で、
サイケ色の強い内容。
⑦「Careful With That Axe, Eugene
(ユージン、斧に気をつけろ)」はアルバム『Ummagumma』で
ライブ・バージョンが収録されていたが、
本作ではスタジオ・バージョンを収録。
この曲はライブ映像などで複数のバージョンを聴けるが
やり込む事によって曲がどんどん進化していくのが
よく分かる。
オリジナルのジャケットは、ニック・メイスンによる
オルゴール?のようなものを描いたペン画だったが、
私の持っているCDはそのペン画をもとに制作された
模型を撮影した写真に変更されている。
その他にも計10種類以上あるらしい。
・A Collection Of Great Dance Songs(1981/国内LP)
好き度★★★★☆
邦題は『時空の舞踏』。
まあ、いわゆる”ベスト・アルバム”という作品。
ギルモア監修のもと制作された。
④「Shine On You Crazy Diamond」、
⑥「Another Brick In The Wall (Part 2)」は
多少手を加えられたエディット・バージョン。
そして特筆すべきは②「Money」で、
この曲のみ再レコーディングが行われたのだが、
それが全てのパートをギルモア一人でこなした、
というもの。
なんでも権利関係でオリジナル・バージョンが使えず、
やむを得ずの処置だったらしい。
へー、ギルモアさんってドラムもキーボードもイケる
マルチプレイヤーだったのね。
メンバーのソロ
DAVID GILMOUR
・About Face(1984/2nd/輸入CD)
好き度★★★★☆
ソロ2作目。
国内盤は『狂気のプロフィール』という邦題だった。
フロイドの『ファイナル・カット』と『鬱』の間に
リリースされており、基本的に
新生フロイドはギルモアのアイディアを中心に
成り立っていたという事がよくわかる。
その一方でフロイドっぽくない曲も結構入っていて、
あくまでも一人のギタリスト、ヴォーカリスト、
そしてソングライターのソロ・アルバムという性格も
よく出た作品でもある。
個人的には、いかにも’80年代っぽい
リズム・セクションにサイケなヴォーカルが絡む
オープニングの①「Until We Sleep」、
ディレイを活かしたギターのイントロから
アース・ウィンド・アンド・ファイアーばりの
ホーン・セクションが躍動する
④「Blue Light」あたりはかなり好き。
ベ-スで参加したピノ・パラディーノの活躍が目立つ。
その他にも、ジェフ・ポーカロ、
スティーヴ・ウィンウッド、ジョン・ロードなど
豪華ゲストが参加している。
・Rattle That Lock(2015/4th/国内CD)
好き度★★★★☆
大好評だった2006年の3rd『On An Island』の9年後に
リリースされた4作目。
大御所感たっぷりにシリアスあり、
リラックスした雰囲気もあり、
そしてギターも存分に味わえる作品。
『鬱』以降、フロイドもソロも、
オープニングに意味深なインストゥルメンタルを
持ってくるパターンがお約束みたいになっている。
どうしても名曲「コンフォタブリー・ナム」を
彷彿とさせる力作⑥「In Any Tongue」に
耳が行ってしまうが、
ジャジーな⑧「The Girl in the Yellow Dress」では
“こんなのもやるんだ”と思わせてくれる。
ベテランらしい滋味深いアルバム。
…ギルモアは’24年、ソロ5作目
『Luck and Strange』をリリース。
ちょっと試聴したけど、相当イイっぽい。
頑張るなあ。素晴らしい!
長かったフロイドとの旅もいよいよ終わりました。
お付き合いいただきありがとうございました!
ABC友の会公式HP
http://abc-tomonokai.com/
ABC友の会公式Twitter
https://twitter.com/abc_tomonokai
