こんばんは!
私、ABC友の会のギタリスト尾崎が
どんなアーティスト、プレイヤーを好み、
影響を受けてきたのかをご紹介するコーナー、
ギター尾崎のfavoriteその③、今回はベーシスト編です!
今の思いつきで選ぶベストプレイと共に!
まずはこの方から。
♪ジョン・ポール・ジョーンズ(LED ZEPPELIN)
好きって人、多いんじゃないですかね~
ロックベースの究極のかたちのひとつ、って感じすらします。
ず太い音色、グルーヴ感を出しながら単音でもギターと
同じくらいにメロディを行き来して、アンサンブルの
重要な一角を担う。
ベストプレイは「強き二人の愛/What is and What Should Never Be」。
そしてリッケンバッカー使いの方々。
♪クリス・スクワイア(YES)
好みが分かれるところとは思いますが、私は相当好きです。
あの独特の、やや歪んだガリガリとした音!
あれは恐らくアンプやエフェクターだけでは真似できないんでしょう。
生で見ると、あの巨体からのあのパワーでベースを
ぶったたいているのがよくわかります。
2015年、惜しくも亡くなってしまいましたが、この人以降、
同じベースを使って同系統の音を出しているベーシストが
何人もいる事を考えると、
リッケンバッカー=高音が強くバキバキの音、というイメージは
この人が作ったのかも知れません。
ベストプレイはまるでギターのリフようにかっこいい
「Roundabout」。
♪マイク・ラザフォード(GENESIS)
この人も初期にはリッケンバッカーで硬い音を出していました。
ただ、歪んでる時はエフェクターを使ってるのでは?
という感じもします。
この人の最大の特徴は、
まわり(キーボードやギター)のコードが変わっても、
ベースだけは同じ音を弾き続ける、或いは動いていても
同一コード内だけで動く、というもの。
音楽用語では「保続音」と呼ばれるもので、
まあ古くから多用されている演出上のテクニックですが、
ジェネシスはとにかくコレが多い!
例を挙げると「Squonk」がわかりやすいだろうか。
Aメロ、Bメロはそれぞれ2つのコードで構成されているが
ベース(ペダルベースの時もあり)は1つの音しか出していない。
そしてサビに当たる間奏(この部分にヴォーカルが無いので
敢えて間奏と言いました)ではオルガンとギターがどんどん
コードを移っていくのに、
ベースはしつこく1つの音だけを弾き続ける。
この演出はジェネシスの全キャリアを通して多く見られるもので、
多分マイク・ラザフォード本人が、というよりは
バンドとしてのアレンジ上多用しているのではないかと
勝手に推測してますが、使いどころが非常にカッコイイので
むしろジェネシス・サウンドを良い意味で印象深いものに
していると思います。そんなマイク・ラザフォードのベストプレイは
「Los Endos」。ここではベースが縦横無尽に動きまくる!
なんかジェネシスが3人になってからはギターを多く
弾いていることもあり、ベーシストとして注目されることが
あまり無いマイク・ラザフォードだが、じつは他の大物たちと
肩を並べるスーパー・ベーシストだと認識させる一曲です。
♪ジョン・キャンプ(RENAISSANCE)
やはりリッケンバッカー使用、
クリス・スクワイア・タイプのパワフルなベーシスト。
RENAISSANCEが再結成して来日した時はこの人がいなくて、
音が全然違うのでちょっとなあ・・・と思いました。
もちろんバンドはすごく良かったんですけども。
ベストプレイは「Prologue」。
♪ポール・マッカートニー(THE BEATLES、WINGS、ソロ)
この人も一時リッケンバッカーがトレードマークだった
時期がありましたね。
もう、ロック・ベースの父とでも言えばいいんでしょうか。
この人より古いロック・ベーシストをよく知らないんですが、
THE BEATLESでのプレイで既に多種多様な演奏を聞かせます。
ベストプレイはベースによる早弾きが印象的な「Taxman」。
あー、マイク・ラザフォードのとこでエネルギーを
使い過ぎて疲れてきた。まだまだいますよ!
♪ジョン・エントウイッスル(THE WHO)
この人もガリガリした音色でリード楽器のように弾きまくる。
クリス・スクワイアが憧れていたらしいですね。
ベストプレイは「無法の世界/Won’t Get Fooled Again」。
♪ギーザー・バトラー(BLACK SABBATH)
やはりブリブリ弾きまくるタイプ。
ベストプレイは「SWEET LEAF」。
もう何時間もPCの前にいて集中力が続かないので
この辺で!
ではまた~